『ロッタちゃん はじめてのおつかい』など、応援したくなる子供たちが登場する映画

レコメンド

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子供はいつの時代もみんなを笑顔にしてくれる存在。今回はそんな子供たちが奮闘する様子を描いた作品を5つご紹介します。

最強の5歳児登場。『ロッタちゃん はじめてのおつかい』

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小さな女の子はいつもかわいいもの。でも、ママから渡されたセーターが「チクチクするから」という理由だけでハサミで切り刻んだり、兄弟喧嘩を発端に家出してお隣さんの納屋に住むと言ったり。行動力旺盛で毒舌な5歳児。それがロッタちゃんです。相棒の豚のぬいぐるみ「バムセ」を何よりも大切にして、今日もロッタちゃんはふくれっつら。いく先々で、可愛らしい騒動を巻き起こします。

相棒のバムセはいつもぶんぶん振り回される

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このぬいぐるみこそロッタちゃんの無二の親友であり、相棒でありストレスの受け止め役、バムセです。舞台はスウェーデンの片田舎。北欧の香り漂う内装や町並みもとても綺麗。世界一自己主張の強い5歳児と、それを、時に辟易しつつも暖かくむかえいれる周囲とのやりとりに、心癒されます。

小さな探偵たちが大活躍!『エーミールと探偵たち』

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児童文学界の巨匠エーリッヒ・ケストナーの名作をリメイクした作品です。1957年に一度映画化されていますが、それを今風にアレンジしたのがこの作品。当時はなかったクレジットカードや携帯電話などのハイテク(?)機器も登場します。ベルリンまでの道中で全財産を盗まれてしまったエーミール。ベルリンで一人、途方に暮れているところで、ある少女と出会います。彼女たち少年少女探偵団の力を借りて、エーミールは悪に立ち向かうのでした。

探偵団、集結。

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少年少女探偵団といえば、古くはあのロンドンの名探偵の片腕ベイカーストリートイレギュラーズから明智小五郎の小林少年、近年では見た目は子供頭脳は大人のお友達勢など、古今東西いたるところに出没します。しかし、それはあくまで「名探偵の助手」である点が共通。エーミールたちはそこが違います。エーミールはとある事情から警察に届けることができません。子供たちだけでどうやって切り抜けるのか。個性豊かな面々が大活躍します。

ちっさくなって大活躍!『ミクロキッズ』

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「ミクロ化する」というのはある意味人類の夢かもしれません。体内に入って腫瘍退治する科学チームや特撮ヒーロー、最近だとアリんこサイズのヒーローまで、「大仕事」をこなす人たちは大勢います。しかし、実験装置の暴走でちいさくなっちゃった子供達、という設定はなかなかレア。物体を小さくする装置を開発していた博士は大学や兄弟喧嘩や淡い初恋を実らせながら、迫り来る脅威(虫とかスプリンクラー)から難を逃れつつ元の大きさに戻るための冒険を繰り広げます。

映像センスが光るウェス・アンダーソン監督作品『ムーンライズ・キングダム』

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すべてのカットが左右対称なことで知られる『グランド・ブダペストホテル』。その監督であるウェス・アンダーソンの作品です。12歳の少年少女の駆け落ちから始まる異色コメディ。シュールかつ畳み掛けるようなストーリー、そして群を抜く映像センスで見る人の心を捉えて離しません。養子であることにコンプレックスを持つ少年と、いつも本ばかり読んでいるおとなしい少女が文通を通して恋に落ちた時、物語は動き出します。

運命の再会は家族を結びつける!『ふたりのロッテ』

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自分とソックリな女の子が、寄宿学校にきていたら、どうでしょう?『エーミールと探偵たち』の作者でもあるケストナーの描いた生き別れの双子の物語。それぞれお父さんとお母さんに引き取られ、会ったこともなかった双子が寄宿学校で運命の再会を果たします。こっそりと入れ替わって家へ戻るふたり。やがてその出会いは家族の絆を再び結びます。愛らしい双子に癒されるケストナーの傑作です。

いかがでしたか?子供たちが大活躍する映画をご紹介しました。どの子役たちもイメージぴったりで、元気をもらえること間違いなしです。ぜひ見てみてくださいね!