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『007 スカイフォール』『007 スペクター』で、ジェームズ・ボンドを支えるQという役どころで女性のハートをがっちりつかんだイケメン俳優。シャイな笑顔を見ると思わずきゅんとしてしまう、ベン・ウィショー。今後公開予定の話題作にも出演している彼についてみてみましょう。
かっこよくてかわいくて、品のあるイギリス人俳優 ベン・ウィショー
出典:http://www.huffingtonpost.com/
1980年10月14日生まれ イングランド・ベッドフォードシャー州出身
英国王立演劇アカデミーを卒業後、舞台、映画と活躍
1999年『ザ・トレンチ 塹壕』でスクリーンデビュー
2007年『パフューム ある人殺しの物語』で初主演
2012年『007 スカイフォール』のQ役で出演し話題に。
プライベートでは2012年、マーク・ブラッドショウと同性婚
伝説のグループの一員を演じた『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』
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2006年に公開された、ローリング・ストーンズのリーダーであったブライアン・ジョーンズの伝記映画です。
1969年夏、ブライアンは自宅のプールで死体となって発見されます。自殺か他殺か…。
アニタとの運命的な出会い、メンバーとのいさかい、孤立、そしてアルコールとドラッグに溺れ一生を終えるまでが描かれています。
この作品でベンは、ブライアンと共にローリング・ストーンズを結成したキース・リチャーズを演じています。
2007年公開のベン初主演作品『パフューム ある人殺しの物語』
特別な嗅覚をもつグルヌイユ(ベン)は、誤って殺してしまった少女の体から発していた香りが忘れられません。それを再現するために調香師となったある日、偶然出会った少女にあの時の香りをみつけます。その頃から、街では少女たちが次々と殺されるという事件が起きていました。
グルヌイユを演じることのできる俳優はなかなか見つからなかったのですが、プロデューサーはベンの舞台を見て主演に抜擢しました。香りに執着し道を踏み外していく男を見事に怪演しています。
この作品出演後、英アカデミー賞ライジングスター部門にノミネートされました。
日本で人気上昇のきっかけとなった『007 スカイフォール』
2012年公開、007シリーズの第23弾。
トルコで任務を遂行中、奪われたハードディスクを取り返すためジェームス・ボンド(ダニエル・クレイグ)たちは格闘します。が、しかし、ボンドは渓谷に落下し行方不明に。その数か月後、ひそかに暮らしていたボンドはMI6の危機を知り、ロンドンへ戻ってくるのでした。
シリーズ中では最年少のQを演じたのがベンです。コンピューターを駆使し、ボンドを支える重要な役どころ。
すらりとしたスタイルにクシャッとした髪と黒縁メガネは、女子たちのハートをがっちりつかみました。
ひとつの作品で複数のキャラクターを演じた『クラウド アトラス』
同じく2012年には『クラウド アトラス』にも出演しています。
1849年から2346年、過去から未来を舞台に6つのドラマが描かれています。各エピソードで、俳優たちは違う役を演じており、今までにない映画になっています。
物語はザックリー(トム・ハンクス)演じる老人の語りから始まります。500年の時の中で同じ魂を持つ人々がそれぞれの時代を生きていく、壮大な物語です。
ベンは2つ目の物語に登場。1931年、フロビシャー(ベン)は師である作曲家に自分の索引を奪われそうになり、彼を銃で撃ってしまいます。逃亡し、苦悩するフロビシャー。
そして、そのほかの物語でも船の給士係りやレコード店店員などいろいろな役に扮しています。
かわいさはベンそのもの『パディントン』
2016年には児童文学作品「くまのパディントン」の実写映画が公開され、パディントンの声をベンが担当しています。
赤い帽子と青いダッフルコート。おなじみパディントンが、その毛並みのふわふわ加減も見事に再現されてスクリーンに登場しました。
ペルーからはるばるロンドンへやってきたパディントン。背筋を伸ばし、丁寧に話しかける様子はまさにジェントルマン。そんな彼を親切なブラウン一家が招き入れます。
彼の目的は、ある探検家の家を探すこと。しかし、都会暮らしに慣れるのも一苦労なうえに、彼を狙う女まで現れるのです。
明るく優しいベンの声が、パディントンの魅力をひきたてます。イギリスの街やブラウン家の素敵なインテリアもお見逃しなく!
船には乗っていないけれど…髭面の紳士な彼に注目『白鯨との戦い』
19世紀に捕鯨船を襲った白鯨の実話がもとになっている、海洋アドベンチャー映画。
1819年、鯨油を求めて出港したエセックス号。オーウェン(クリス・ヘムズワース)をはじめとする乗組員21名を乗せ太平洋に出たその船は、ある時巨大な白いマッコウクジラと遭遇します。死闘の末に船は沈み、3隻のボートで脱出した彼らを待っていたのは絶望的な漂流生活でした。
ベンが演じるのは、エセックス号の生き残りであるトマスにその真実をインタビューする作家・ハーマン・メルヴィル。名作「白鯨」を生み出した世界的な文豪です。
出典:http://www.excite.co.jp/
『白鯨との戦い』でハーマン・メルヴィル演じるベン。
今やQはベンしか考えられない『007 スペクター』
2015年には『007 スペクター』のQとして、ベンが帰ってきました。
変わらないメガネ男子っぷりはそのままで、癒されること間違いなしです。
ボンド(ダニエル・クレイグ)は、幼少期を過ごした館から見つかった写真を受け取ります。その謎を解き明かそうとローマへ向かった彼は、スペクターと呼ばれる悪の組織の存在を知ります。
ダニエル・クレイグ版007の最高作と言われる作品です。
超話題作にベンも登場『リリーのすべて』
この春公開の『リリーのすべて』は、1920年代に世界で初めての性別適合手術を受けたリリーの物語です。
妻であり画家のゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)に女性モデルの代役を頼まれ、そこでドレスを手にしたアイナー(エディ・レッドメイン)は自分の中の女性に気づきます。いつしかゲルダもそんな彼を理解し、彼はリリーと名乗り女性としての暮らしを送り始めます。
ベンが演じるのは、リリーが訪れた舞踏会で彼女を誘うヘンリクという青年です。
これからのハリウッド映画で、彼を見ることが増えるのは確実!
『007 スカイフォール』のQで、日本でも知名度をグンとあげたベン・ウィショー。その繊細な演技で、名監督名俳優たちとのタッグも増えていくようです。今や様々な作品で引っ張りだこの彼は、またスクリーンで私たちを楽しませてくれるに違いありません。
今までの、そしてこれからのベン・ウィショーの出演映画をぜひ、チェックしてみてくださいね。
『007 スペクター』
12月4日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー!
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『パディントン』
2016.1.15(FRI.)全国ロードショー
© 2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear™, Paddington™ AND PB™ are trademarks of Paddington and Company Limited
『白鯨との戦い』
1月16日(土)、新宿ピカデリー他、全国2D/3D同時公開
(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
『リリーのすべて』
2016年3月18日(金)全国公開
R15+
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