阿部寛がダメすぎる・・・是枝監督が描く映画『海よりもまだ深く』はここを見て!

レコメンド

日本を代表する映画監督・是枝裕和監督最新作『海よりもまだ深く』がいよいよ公開されます。
本作は、いくつになっても大人になりきれない男と、そんな息子を深い愛で包み込む母の姿を中心とし、夢見た未来と少し違う今を生きる家族を描く、心に沁みる感動作です。

『海よりもまだ深く』ストーリー

『海よりもまだ深く』映画オリジナル予告編

​笑ってしまうほどのダメ人生を更新中の中年男、良多(阿部寛)。
15年前に文学賞を1度とったきりの自称作家で、今は探偵事務所に勤めているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳している。元妻の響子(真木よう子)には愛想を尽かされ、息子・真悟の養育費も満足に払えないくせに、彼女に新恋人ができたことにショックを受けている。
そんな良多の頼みの綱は、団地で気楽な独り暮らしを送る母の淑子(樹木希林)だ。
ある日、たまたま淑子の家に集まった良多と響子と真吾は、台風のため翌朝まで帰れなくなる。
こうして、偶然取り戻した、一夜かぎりの家族の時間が始まるが――

CinemaGene的オススメは…

CinemaGeneが推すのは、阿部寛さん演じる良多のダメっぷり(笑)。
夢(作家になる!)に向かっても努力しないし…、かと言ってほかの仕事も中途半端だし…、ダメダメな中年男すぎ!!
ここでは、そんな愛すべきダメな男・良多の、ダメすぎるシーンを紹介したいと思います!

ダメすぎるシーン➀:元妻に恋人ができた!?と聞き、見張る良多。
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ダメすぎるシーン➁:競輪に燃える良多。(池松壮亮くん演じる後輩の町田と一緒に。)
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ダメすぎるシーン➂:名探偵じゃなくて、迷探偵コンビ(笑)。
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ダメすぎるシーン➃:ご飯は美味しい!池松くんカワイイ!
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“普通”って本当は幸せ

本作で描かれている物語は、なんでもない日常だけど、どこか懐かしく見覚えがあるシーンばかり。
日常をかけがえのない時間だと思え、“普通”って本当は幸せなんだなぁ…と改めて感じる人も多いのではないでしょうか?

第69​​回カンヌ国際映画祭​「ある視点」部門に正式出品され、上映後​約7分間にもわたる​スタンディングオベーションが起きたという本作。
大切な人と一緒に、ぜひ映画館で見てください。

5月21日(土) 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他 全国ロードショー
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