まさかのサプライズにキャスト感動!思い出の卒業エピソードも!?映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』公開記念イベント♡

イベントレポート

3月13日(火)東京・新宿にて映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』の公開記念イベントが行われ、小瀧望さん(ジャニーズWEST)、黒島結菜さん、高杉真宙さん、篠原哲雄監督が登壇しました!

キャスト陣、映画の中での友情に“うらやましい”

――本作はSNSやアンケートなどで「泣いた!」という感想が世代を問わず書かれていて、友情、恋愛、卒業など誰もが通る青春が詰まった内容に共感を呼んでおります!キャストのみなさんは、この作品からどのような思いを伝えたいと思いましたか?

まさかのサプライズにキャスト感動!思い出の卒業エピソードも!?映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』公開記念イベント♡

黒島「この映画は恋だけじゃなくて、友情や家族の絆だったりとか、幅広い世代の方に観ていただける映画になったと思います。公開から一週間ほど経ちましたが、うちの母とか友達、妹も観に行ってくれて、みんなから「感動した」って言ってもらえて、私たちが伝えたかった想いが届いてるんだなと実感できたので、本当に嬉しいですし、これからもたくさんの方に観てもらいたいなと思っています。」

小瀧「この映画はキャラクターがたくさん出てきて、全員が何かしらの理由で悩んでいて。恋であったり、友情であったり、いろんな悩みがある中で、全員がその問題とか悩みに真正面からぶつかっていくんですよね。それには相当な勇気がいると思いますし、恐怖や不安もあると思いますけど、物怖じせず、自分の気持ちに素直になって真正面からぶつかっていけば、いずれ絶対に解決する、ということを伝えてくれている映画だと思います。」

高杉「僕は台本や原作を読んで、一人一人の感情の豊かさが本当に素敵だなって思いました。友情だったり、恋愛だったりっていうのがすごくごちゃまぜになっていて、でもそれが一本になっていく姿っていうのは綺麗で。それを観てみなさんに“一歩踏み出す勇気”を感じてもらえたらなと思いながら演じさせていただきました。」

――本当にいろんな要素が入っている映画ですよね!特に糸真と晴歌、弦と和央の友情が、この作品の大きな魅力となっていますが、それぞれの友情についてどのように感じて、またどのように演じたか、伺いたいと思います。

黒島「(糸真と晴歌の友情について)純粋にうらやましいなって思いました。ケンカをしてもちゃんと仲直りをするっていう。もし私がクリスマスにハブにされたら、もういいやってなると思うんですけど、そこでちゃんと晴歌に自分の想いを伝える糸真の強い心とか、それに対して晴歌もちゃんと気持ちをぶつけてくれて、その二人の関係性がすごくうらやましかったです。糸真を通してですけど、気持ちをぶつけたらやっぱりすっきりしたし、向き合うことって大事なんだなと感じました。」

――芯の心と心が繋がっている関係性は女の子から見ても憧れるなと思いますが、ガラッと変わって弦と和央、少し複雑な友情について小瀧さんはどう思いましたか?

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小瀧「他の作品ではあまり見たことがない関係ですし、出会い方も特殊だったりするんですけど、たぶん弦と和央って“友達以上、家族未満”な関係だと思うんですよね。だからどんなことがあっても自然と仲直りできるとか、ある程度言いたいことを言い合えたりとか。僕にもそういう何でも言える友達がいるんですよ。そいつはロン毛でぽっちゃりで和央とはかけ離れているヤツなんですけど(笑)頑張ってそいつに和央を重ねて、こういう感情なのかなとかいろいろ想像しながら役を作っていきましたね。」

――そのお友達ご本人には役作りの参考にしていることは伝えましたか?

小瀧「言いません!調子乗るんで!(笑)でもその友達には感謝ですね。」

――高杉さんはいかがですか?

高杉「すごく複雑な関係なので、どうやってやろうかなって考えていて。和央ってプライドが高くて男っぽいところもあるんですよね。言いたいことが言えないのがやっぱり一番大変で、それで友情に傷が付いていくのかなって思いますね。そういう何でも言い合える関係っていうのは、すごくうらやましいなと思いますね。」

――監督はそれぞれ一筋縄ではいかない友情の描き方について、特に演出したポイントはありますか?

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監督「糸真が晴歌にハブられたあとに、気持ちを伝えるところとか、弦と和央のシーンとか、実は非常にこだわりを持っていたんです。原作の中でも絶対にチョイスすべきシーンだと思っていて。ケンカをするなら必ず回収するシーンが必要で、それが男の子二人にとっては「バカ弦!」っていうところだったり、最後の晴歌のシーンだったり。僕も実は現場でキュンキュンするくらいだったんですよ(笑)そういうところがこの映画でちゃんとできたなっていうのは、改めてよかったなと思いました。」

高杉、無事生還…!?意外な卒業の思い出エピソード!

――会場には学生さんも多いようですが、今はまさに卒業シーズンですよね!本作でもそれぞれが卒業に向けて変化していきますが、みなさんは思い出に残る卒業エピソードはありますか?

黒島「地元の高校に通っていたんですけど、途中で通信の高校に転校したので、ちゃんと卒業式をやったことがなかったんです。でも地元の高校の卒業式には友達もいるし行きたいなと思って、なので卒業式を見に行きました!プレゼントを買ったり、花道を作ったりするのに一緒に入れてもらって渡したりして。そういう思い出があります。」

――友達の卒業式に出席するって素敵ですね!小瀧さんは何かありますか?

小瀧「中学の卒業式は思い入れがありますね。卒業式を終えて、一旦教室にみんなで集まって、卒業アルバムの裏の白紙のところに、みんなからメッセージを書いてもらったりっていうメッセージ交換は結構覚えてますね。意外とおとなしいヤツがめちゃくちゃ熱いメッセージをくれたりしたんで、「えぇ~!そんなこと思ってたんや!」っていう発見があったり楽しかったですね!」

――小瀧さんはどういうメッセージを書かれたんですか?

小瀧「えぇ~!適当に書いたので覚えてないです…っていうのは嘘です!(笑)普段その人に対して「こう思ってるよ」っていうのは言えないので、文面でちゃんと書かせてもらったっていうのはありますね。」

――文章だと口では言えないことも書きやすかったりしますよね。高杉さんはいかがですか?

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高杉「いやぁ~、思ったより二人からいい話が出てくるから…(笑)あ、でも和央と弦がボタンで追いかけられてるじゃん?(と小瀧さんに対して) あんなことはないからね!俺さ、ちゃんと全部ボタンが残ってる制服2着あるからね!中・高と!(笑)」

小瀧「中学は学ラン?」

高杉「いや、中学も高校もブレザーだったけど、しっかりボタンあって今でも着れるから、っていうそんなエピソードならあります(笑)」

――ちなみに共学ですか?

高杉「共学でした。だからうらやましいなって思って。」

――周りにはボタンが全部なくなってるお友達とかいましたか?

高杉「いましたいました!ネクタイも全部なくなってる子いました!」

――高杉さんともあろうお方がよく無傷で…

黒島「無傷…(笑)」

小瀧「よく無事に帰って来れたな!(笑)」

高杉「僕は生還しました(笑)」

高杉&小瀧「距離の詰め方難しい!」一歩踏み出した瞬間とは…?

――3人はそれぞれ東京に出てきてお仕事をされていますが、そういった点も踏まえて一歩踏み出した瞬間のエピソードを教えてください!

まさかのサプライズにキャスト感動!思い出の卒業エピソードも!?映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』公開記念イベント♡

黒島「17歳で高校のときに上京してきたんですけど、私は東京で仕事がしたいって思っていたので親に相談したんです。もちろん仕事のことは応援してくれていたんですが、高校を卒業するまでは沖縄にいてほしいと言われて… 他のこともあって結構どうしようかと悩んでいた時期で、でも自分の気持ちは変わらなかったし、「仕事をしたい」っていう気持ちのほうが強かったので、しっかり話をして納得してもらいました。なのでやっぱり自分のやりたいこととか、新しいことを始めるときの気持ちっていうのは大事にしてほしいなと思いますね。」

小瀧「僕はデビュー発表が高校2年生で、結構そのとき複雑な環境にいたこともあって、不安とか焦りとかいろんな要素を抱えてぐちゃぐちゃになっていたんです。でも舞台をやり終えて地元に帰ったときに、幼なじみたちが家の下で待っててくれて。みんなからのメッセージが書かれたアルバムをもらって、「応援してくれてる人とか支えてくれる人がいるんやな」っていうことに改めて気づいて、頑張ろうと思いましたね。」

――今不安だったり、悩んでいる方にアドバイスはありますか?

小瀧「どうしても社会に出たり、新しい環境になれば、悩むことはもちろん当たり前にあるし、壁にぶつかることも何回もあって、それを乗り越えていくんですよね、人生って。まだ21歳ですけど(笑)けどそれは一人じゃできなくて、周りの支えがあったりとか、常にそばにいてくれてる人とか、そういう人のおかげで人間は成長できると思いますし、逆に自分がそうできるようになったら、周りの人を支えてあげて、お互いに支え合ってほしいなって思いますね。」

――高杉さん、いかがですか?

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高杉「さっきから二人ともいいことしか言わないから緊張するんだよね…(笑)僕が一歩踏み出す瞬間は敬語をやめるとき、とかですかね…(笑)本当にあんまり(話せることが)なくて、素敵なこととか言えないんですけど、現場って毎回初めましての人とか多いし、出会いとか別れとかすごくたくさんあるんですよ。そこで「お久しぶりです」って言えるのがすごい嬉しくて。そんな風にできたらなって思って仕事を続けてきたところもあるのかなって思います。」

――“敬語をやめる瞬間”は今回の現場でもありましたか?

高杉「基本的に年上の方には敬語が絶対で、同級生の方って意外と難しくて…」

黒島&小瀧「同級生の“方”(笑)」

高杉「いやぁ~、人見知りじゃないですか、僕。」

小瀧「でも距離の詰め方って本当に難しいですよ!人それぞれあるからね。「こいつ、めっちゃ来んな~」と思われても嫌やし。」

高杉「年下の方だと、自分から行かなきゃとかあるじゃん?で、年上の方だったらちょっと待ちというか、甘えちゃうじゃん。同級生ってさ…」

小瀧「そこはわからんかった、俺も!どのタイミングでいけると思った?(笑)その瞬間があったから今タメ口でしゃべってるわけでしょ?(笑)」

――お二人はタメ口なんですか?

高杉「全員タメ口なんですよ、一応。あ、(年上の)川栄さんにも失礼ながらタメ口でしゃべらせていただいて… いや、同級生の役だから、やっぱりその壁は越えて行かなきゃいけないんですよ!でもどのタイミングで超えて行くのかっていうのがすごく重要なんです!」

監督「最初、犬を散歩するシーンのとき、二人ぐでぐでだったよね(笑)全然しゃべんなくて、こいつら大丈夫か?と思ったんですけど、二日後に望が真宙に肩を組むシーンがあって、そこじゃないかと僕は思うんだよね!あれはいいカット!」

小瀧「こんなところで監督のお気に入りのカットが聞けるとは(笑)」

――そういう絶妙な空気感が作品にもいい感じに反映されていますよね!

サプライズ!いくえみ先生からの直筆お手紙に感動

――いろんなことを乗り越えて、この作品が完成したわけですが、そのお疲れ様の意味も込めて… 実はいくえみ綾先生からキャストのみなさんに直筆のお手紙をいただいております!

黒島&小瀧&高杉「えぇ~!」

スクリーンにいくえみ先生からの手紙が映し出され、「すごい!」と見上げる3人。そんなお手紙の内容を一部抜粋してお届けいたします!

“黒島結菜様”
幼く見えていましたが、お会いするととても落ち着いた雰囲気のある美少女でした。黒島さんの糸真はピュアで健気で、原作ではちょっと敵を作ってしまった主人公でしたが、映画の糸真はきっと誰もが応援したくなるに違いありません。雪の中でバレエを踊ったり、札幌の街や山を激走したり、本当に健気に頑張る糸真をありがとうございました。

まさかのサプライズにキャスト感動!思い出の卒業エピソードも!?映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』公開記念イベント♡

“小瀧望様”
かっこよさだけではなく、館林弦という役になりきろうとたくさん努力をしてくれて、魅力的な弦を演じてくれました。小瀧くんの初主演映画という記念作の原作者でいらるのも、またとても嬉しいことです。そしていつも素早く的確なツッコミ、素晴らしいです。知れば知るほどファンになっていきました。弦になってくれてありがとうございました。

“高杉真宙様”
初めてお会いしたとき、まだ撮影前の素の高杉くんが、まるきり和央だったので、どビックリいたしました。そしてできあがった和央は本当に和央で、やっぱりどビックリでした。高杉君は気遣い王子だと聞きましたが、現場で拝見していて本当にそうだなと思いました。これからもいろいろな高杉君を観られることを楽しみにしています。ありがとうございました。

黒島「本当に感動しました。まさかこんなお手紙をいただけるなんて思っていなかったので… よく現場にもいらしゃっていて、ゆっくりお話しする機会は少なかったですけど、こんなに見てくれていたんだなって。すごい嬉しいです。」

小瀧「サプライズすぎて、ビックリがすごいですけど… こんなに見てもらえてたんやなっていう恥ずかしさもありますし、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。弦という役を僕が務めさせていただいて、ありがたいな、贅沢だなと思います。」

高杉「先生にこうやって感想をいただく機会は本当になかなかないので… 先生が作った愛のある作品を、自分たちが考えて役を作ってやらせていただくので、緊張して自分からは聞きにいけないですし、感想をいただけるのは嬉しいですね。いや~、ちょっとビックリしました。」

――まだまだお話を伺いたいところですが… 最後にご挨拶をお願いします。

黒島「この映画は“好き”っていうことを伝えるのが一つのテーマになっていますが、“伝える”っていうことが大事なんだなと、私自身もこの作品を通して感じました。みなさんにももっともっと感じていただけたらいいなと思っています。」

小瀧「この映画は高校生を舞台に描かれていますけど、大人になっても恋に友情に、いろんなことに悩んだりすると思います。そんなときはこの映画がみなさんを優しく包み込んでくれると思いますので、映画を観て“一歩踏み出す勇気”を感じてもらえたらなと思います。」

まさかのサプライズにキャスト感動!思い出の卒業エピソードも!?映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』公開記念イベント♡

高杉「この映画は本当に一人一人のキャラクターが濃く描かれていて、そこがおもしろいところだと思っています。単純にいかない話で、大人の方にも楽しんで観ていただけるんじゃないかなと僕は思っていて。どんな人でもプリンシパルになれる映画だと思いますので、たくさんの人に観ていただきたいです。」

監督「最初は(キャスト)みんなが人見知りだったんですけど、芝居を通して一歩一歩近づいて、今じゃこんなに仲良くなって、この映画で一歩踏み出せたんじゃないかなって監督として僕は思ってます。若い世代だけじゃなく、愛、恋、友情、あるいは裏切りについて、いろんなことを考えられる映画だと思いますので、お母さんお父さん世代といろんな世代の方に観ていただきたいです。」

映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』は絶賛公開中!あなたもぜひプリンシパルになってみては?

『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』ストーリー

東京の女子高でハブになり、逃げるように札幌に引っ越した住友糸真(黒島結菜)。転校初日、彼女が出会ったのはクールで上から目線、だけど親友思いの舘林弦(小瀧望)、笑顔が眩しいちょっと病弱な桜井和央(高杉真宙)、そして最初に優しく声をかけてくれた国重晴歌(川栄李奈)。女子の間では“弦と和央はみんなのもの”というルールがあるにも関わらず、糸真は弦・和央と仲良くなってしまう。それをよく思わない晴歌はグループで結託し、糸真をハブの対象にしてしまう!!しかし、晴歌は弦に告って…!?友情をとって仲良く過ごしたい。でも、「好き」な気持ちを伝えたい…。果たして、糸真は恋の主役になれるのか―!?

『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』公式サイト
黒島結菜、小瀧 望(ジャニーズWEST)、高杉真宙、
川栄李奈、谷村美月、市川知宏、綾野ましろ、石川志織、中村久美
鈴木砂羽、白石美帆、森崎博之
監督:篠原哲雄  脚本:持地佑季子
配給:アニプレックス
(C)2018映画「プリンシパル」製作委員会(C)いくえみ綾/集英社

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