9月13日(木)東京・神楽座にて映画『あのコの、トリコ。』の最速試写会が行われ、主演の吉沢亮さんが登壇しました!
――今日はこの会場に、ものすごい倍率で選ばれた90名のお客さんがいらっしゃいます!映画の舞台挨拶をお1人ですることはなかなかないですよね?
吉沢「ないですね…!1人でやるの、いつぶりだろう?久々なので楽しみですね。」
――みなさん今きっと、現実に吉沢亮っているんだみたいな感じでしょうね…!
吉沢「すごい距離が近いから、みなさんのヒソヒソ声がめっちゃ聞こえる!(笑)なかなかない距離感ですね。楽しみたいと思います。」
――では、改めまして一言ご挨拶をお願いします。
吉沢「今日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。最速試写会ということで、みなさんが一番最初に観ていただくお客さんです。本当にみなさんの反応が楽しみです。キュンキュンしたなと思った方は、友達に進めていただけたら嬉しいなと思います。今日はよろしくお願いします。」
吉沢「頼はめちゃくちゃ魅力的」
自身が語る役の魅力と役作りについて
――本作のタイトルが『あのコの、トリコ。』ということですが、今日ここにいらっしゃるみなさんは吉沢さんのトリコですね!
吉沢「あらら!大変ですね~!でもいつもよりすごい楽!(笑)楽しめそうです、今日は!」
――今回の作品は吉沢さん演じる頼という“男の子”がどんどん変わっていくんですよね!
吉沢「物語も頼目線で進んでいくことが多いので、少女漫画にしては珍しいというか、あまり見たことがないなという印象はありましたね。」
――改めてこの作品の魅力を教えてください。
吉沢「男目線なぶん、他の少女漫画のような、男の子のかっこいい断片的な部分だけを切り取るのではなく、かっこ悪いところであったり、頼の人間性を魅力的に感じてもらえると思います。あとは頼と昴という、全く正反対なタイプの違う男に囲まれる雫の気持ちになって観ていただけたら楽しいんじゃないですかね。」
――頼というキャラクターについて、もう少し詳しく教えていただきたいのですが…!
吉沢「頼はめっちゃかっこいいですよ!普段はすごく内気で、何事にも積極的にいけない自分にモヤモヤしている男の子なんですけど、雫のためになった瞬間、全部自分の殻を破って、何でもできてしまう頼に変わっていくんです。完全にヒーローですよね!めちゃくちゃ魅力的な男だなと思います!」
――最初は不器用で冴えないモテなさそうな男の子じゃないですか…!吉沢さんはどう考えてもそんな感じではなさそうですが?
吉沢「いやいや、僕なんて全然モテないっすよ!」
――ちなみに頼みたいな男の子を演じるときは、どんなお気持ちですか?
吉沢「楽しいですね!むしろキラキラしているほうが僕は難しいので(笑)長いこと僕のファンをやってくれている方には分かると思うんですけど、僕自身にキラキラ要素というものがないので… プライベートもすごい地味ですし。内気で根暗な役の方が演じていて馴染むんですよね。なので演じていて楽しかったです!」
――え、普段も地味なんですか…?
吉沢「地味です(笑)基本的に家でずっと漫画読みながらお、酒飲んでるような感じで(笑)」
――家でのんびりしているほうがお好きなんですね!
吉沢「のんびりしているほうが好きです。大人数だと気まずくなっちゃうタイプなんで…(笑)」
――頼を演じるうえで役作りは何かしましたか?
吉沢「リュックの持ち方とか、髪の毛のワックスをツヤが出ないタイプのざらついた感じになるものを使ったり、表面的に彼の鈍くささが出たらいいなと思って、いろいろと考えながらやっていました。」
――そんな頼は雫のためにどんどん変わっていくんですよね。
吉沢「変わる動機が人のためっていうのがかっこいいですよね!好きな子のためだったら何だってやるという。それがやっぱり頼の一番の魅力だと思いますね。」