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2人の特別な場所“実家”での過ごし方とは? 映画『ビブリア古書堂の事件手帖』黒木華×野村周平インタビュー

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂を舞台に、店主・篠川栞子()と五浦大輔()が“大切な秘密”を巡る≪現代≫と、大輔の祖母・五浦絹子(夏帆)と小説家志望の田中嘉雄(東出昌大)の“知られてはいけない恋”を描いた≪過去≫が交差し、ある事件を解決へと導く、映画『』。今回はビブリア古書堂で働く2人を演じた黒木華さんと野村周平さんにインタビューしてきました!

2人の特別な場所“実家”での過ごし方とは? 映画『ビブリア古書堂の事件手帖』黒木華×野村周平インタビュー

――まず最初に台本を読んだときの感想を教えてください。

黒木:素直におもしろかったです。1冊の本から過去の出来事へと繋がっていくストーリーが素敵だなと思いました。三島監督とご一緒するのもすごく楽しみでしたね。

野村:僕は過去パートがとても重厚で驚きました。本がきっかけで起こった事件の謎を、栞子と大輔が解決していく様子は読んでいて楽しかったです。

――それぞれ役作りで意識したことはありますか?

黒木:劇中に太宰治の本が登場するので、実際に自分でも太宰の作品を読み返しました。外見でいうと、黒髪ロングやメガネなどは再現するようにしました。あとは、普段は人見知りで伏し目がちなのに、本のことになると生き生きと話始めるなど、クセや仕草を監督と相談しながら作っていき、栞子に近づけました。

野村:僕は演じるうえで、映画に出てくる本を読むべきか監督に相談したところ、「でも野村くん本読めないよね?」とばっさり言われて(笑)大輔は過去のある出来事がきっかけで活字恐怖症になり、本が読めないという役柄だったので、監督が僕に持っていたイメージをそのまま役作りに活かしました(笑)

――本作の見どころはどんなところでしょう?

黒木:三島監督は“古書には人の思いが込められている”という部分をしっかり描きたいとおっしゃっていましたし、言葉通りその想いが映画に込められています。観た方にも感じとっていただければ嬉しいです。それから本当に照明が美しいので、そこもぜひ注目していただきたいです。

野村:僕は現代と過去のギャップかな。現代パートではゆったりとした温かい時間の流れが描かれているのに対して、過去パートは激しく展開していくというか。この過去パートがあるからこそ、現代で栞子と大輔が謎を解いていくことに繋がるので、見どころだと思います。

2人の特別な場所“実家”での過ごし方とは? 映画『ビブリア古書堂の事件手帖』黒木華×野村周平インタビュー

――本作の過去パートは、現代パートとはほとんど別での撮影だったとお聞きしました。実際に完成した映画で、過去パートをご覧になってみていかがでしたか?

黒木:なんて絵になるお二人なんだろうと…!

野村:本当に同じ時代を生きているのかと思ってしまうくらい、すごく昭和の風景に馴染んでいましたよね。

黒木:灰皿が置かれた机の感じや、食堂の雰囲気など、映像全体に純文学の香りが漂っていて、観ていて素晴らしいなと感動しました。

野村:過去パートと現代パートをしっかり区別するために、現代パートとはまったく違う撮り方をしていて、その対比がすごいなと思いました。

――三島監督は美術や小道具など、かなり細かい部分までこだわっていたそうですね。お二人が監督のこだわりを肌で感じた瞬間はありましたか?

黒木:光の角度やピントの具合など、すごく細かい部分の変化も見逃さないところは、さすが三島監督だなと感じました。

野村:あとは光の加減で時間経過を表す演出など、リアリティを求めながらも、おしゃれな撮り方が僕はとても好きでした。

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