2人の特別な場所“実家”での過ごし方とは? 映画『ビブリア古書堂の事件手帖』黒木華×野村周平インタビュー

インタビュー

――本の話になると人が変わったように熱く語り出す栞子ですが、お二人が思わず熱くなってしまうくらい好きなことは何ですか?

野村:僕は車とバイクです。乗るのも好きだし、自分でカスタムするのも好きですね。この2つについて語らせたら、きっと延々と話していると思います(笑)

黒木:撮影期間中、ちょうど車が欲しいと思っていたので、野村さんにどんな車がいいか聞いて、オススメしてもらったりもしました。私に車の知識が一切ないので、「見てみますね!」で終わってしまうことも多々ありましたが…(笑)野村さんは他にも、男性が好きそうな趣味を網羅していて、スケボーをしている写真を見せてもらったときは、すごいなと思いました!

野村:よかった、よかった(笑)

――黒木さんはいかがですか?

黒木:私は読書をしたり、映画や舞台を観ることですね。これは昔からの趣味なので、何か別の趣味も見つけたいなと思って、今探し中です…!

――それぞれの時代を生きる二人の特別な場所として、栞子と大輔にとってはビブリア古書堂が、絹子と嘉雄にとっては切通が登場しますが、黒木さんと野村さんにとって特別な場所は?

黒木:私は実家です。実家に帰ると、普段の疲れも全部なくなって、心身ともにリセットされますね。地元が関西なので、東京とはまた雰囲気も違いますし。

野村:それを聞くと僕も実家だな。東京にいると帰るのが面倒なときもあるんですけど、とにかく実家で過ごすのは楽ですし、一度帰るともうずっといたいですね(笑)

――ちなみに実家に帰ったら必ずすることって何かありますか?

黒木:うちは家族みんなで餃子を作って食べます!

――作るところから全員で?

黒木:はい!みんなで一緒に作ったものを、一緒に食べます。家族全員とても仲良しなんです。

――野村さんはいかがですか?

野村:僕は神戸に帰ると絶対に食べに行く中華のお店があります。もはやそこに行くために帰りたいくらいお気に入りで、お店の雰囲気、味、見た目、とにかく全部最高なんですよ!

――最後に映画をご覧になるCinemaGene読者に向けてメッセージをお願いします!

黒木:この映画は本が人と人とを繋ぎ、事件と秘密が重なっていく様子が描かれています。幅広い年代の方に観ていただける作品ですし、原作を知っている方でも、また違った観点で楽しんでいただけると思います。ぜひご覧ください。

野村:厚みのあるミステリーなので、1回では理解が難しい部分もあると思います。ぜひ2回、3回と何度も観ていただけたら嬉しいです。

お二人が語るように、三島監督の細やかなこだわりが随所に散りばめられた本作。美しい映像と、重厚感のあるストーリー、そして繊細に描かれた人間の心模様に、あっという間に“ビブリア”の世界に惹き込まれること間違いなし!映画『ビブリア古書堂の事件手帖』は11月1日(木)公開です。

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『』公式サイト
黒木華 野村周平/成田凌/夏帆 東出昌大
原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈
配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA
11月1日(木) 全国ロードショー
© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会