会場からは「不審者」コール!
いじられる北山
――今日この舞台挨拶は上映後に行われていますが、ここに注目してもう一回観てほしいな、今まで一度も言ってないけどこのシーンって実はこんな風になってたんだよということがあれば北山さん、教えてください。
北山「そうですね…今初めて言うことですよね?教室のシーンで「不審者!不審者!」て子供たちが言ってるところに寿々男がこういう感じ(腕をあげながら)で廊下を歩いてたんですけど、あれ実は「不審者(のコール)」に合わして踊ってるの、それがうまく伝わってるか、どうだったかな。」
会場からは少し「えー!?」という声が上がります。
北山「あれ、もう忘れた?あの、猫になる前ですね。」
――どんな感じで?不審者!不審者!
北山「やるんすか?」
観客からは笑い声とともに「不審者ダンス」が観たい!と不審者コールが起こりました!
北山「いやいや、おかしいおかしいおかしいおかしい!ぜっったいおかしい!!誰だ!?一番最初に言い出したやつ!!悪いなあ!俺やんないぞ!もう一回観ていただいて!」
――多部さんはどうですか?
多部「奈津子がスーパーで倒れるところが撮影初日でした。あれが(北山と)はじめまして。…あれ?」
北山「ちがっ…!?ちがくない?」
多部「撮影現場では!」
北山「撮影現場では、あれがはじめまして。」
多部「奈津子はちょっとだけみなさんより撮影に入るの遅かったので。私はあそこが撮影初日で。」
北山「最初から倒れてたね?」
多部「ええ。最初から猫でしたよね?」
北山「そんな初日でしたね。あ、あのラップ!歌、あれ監督考えたやつです。そう、監督の台本にラップ調のやつが!YO!YO!て書いてあるんです。で、実際監督が歌ってくださって。いいっすね、それ!て。」
筧監督「あの、北山くんが考えてくれたやつもあったんだよ。お互い披露して。」
北山「ミニラップバトル。」
――じゃあラップに関してはお互いにアイディアを出し合ったんですか?
筧監督「ラップに関してはっていうか(笑)歌いながらやってね。」
北山「歌をこう、作っていく。」
――そういうことがあったんですね。平澤さん、初日だから言える「この方のこういうところちょっと不思議だったんだよな」ということってありますか?
平澤「不思議…。」
――変だったな、とか。
平澤「変!?(笑)うーん…あ、北山さんが、1か月間毎日撮影を一緒にやってたんですけど、毎朝同じジュースを片手に「おはようございまーす」って。」
北山「同じジュースを…??俺は片手に入っていってたの?」
平澤「はい。」
北山「うん…そうね、あったね?」
平澤「だからあれ何飲んでるのかなーって。」
北山「あれはタピオカミルクティーでした。」
毎朝タピオカミルクティーを片手に現場入りしていたという告白に、観客からは大きな歓声が上がりました。
――お好きなんですか?
北山「なんか、あの、ネットで頼めるじゃないですか!それを、一回頼んだのを冷蔵庫とかに置いといてちょっと固まったタピオカミルクティーを飲むの好きでした。」
平澤「毎朝机のところに置いてあって、何飲んでるんだろーって(笑)」
北山「そう、ちょっと大人なミルクティーだね(笑)」
――そしてちょっとかわいいですよね!?
北山「いや、(タピオカが)入ってないやつもね!もちろん飲みましたけど!なんかその味、いいとか好きとか(多部に)言ってなかった?」
多部「その話したの覚えてますね…。」
北山「なんでちょっと諦めた顔してんの。」
多部「ほんとに毎日毎日おなじ飲み物とか、同じお店のもってるから、そんなに毎朝寄ってるのかっていう質問をしたら、まとめ買いをして冷蔵庫にいっぱいストックをしているんだつって、なるほど!て思ったっていう。」
北山「思い出?」
――あんまりタピオカミルクティーまとめ買いってないですよね?
北山「タピオカはその日が一番理想なんですけど、タピオカ入ってないバージョンとかもね!一回にこう…なんの話してんすか!?」