――北山さんは他のキャストや監督の不思議だったところはありますか?
北山「不思議だったところ…?なんだろうなあ…結構しゃべってたから、そこまで不思議だということは…。」
――謎は解けてるんですね?
北山「そうですね、大体行くとあの、(多部による)ファッションチェックが始まって。僕の脱いであった服とかに「これどこで買ったの?」みたいなとこからはじまって。それが毎回あったりとかするっていうのでコミュニケーションが始まるんです。」
多部「脱いである服がかかってて、これ寿々男の服?って言ったら「これ北山さんの私服―。」みたいになって…(笑)」
北山「これこれこれこれ!これよ!!」
多部「ほんとに!いつも(コーデが)不思議な…あの、素敵な。」
北山「おせーよ!(笑)」
――監督は何かありました?
筧監督「いや、まあ監督なんでね!割と全体は把握してるつもりなんで不思議なことはないんですけど。ちょっと強引ですけど、さっきの質問に若干もどっちゃうけど、僕実は(映画に)出てます!ある時、あれ?なんかこれ不思議だな、俺カメラの前にいる、みたいな不思議なことがありましたけど。僕、セリフも言ってます!どこでしょう?ていうのは、2回目の時に。結構な、大概な役ですよ!もう1回観ればわかるんじゃないですかね!声もそんなに加工してないです。」
北山「あ、監督だ!て思いました、観てたら。」
――現場では撮ってるなって感じでした?
北山「全然知ってました知ってました。」
筧監督「すれちがったよね?」
北山「そうですそうです。「これ俺出るから」っていう。」
筧監督「嬉しそうだったな?全然不思議じゃないじゃないかっていう。さっきの質問に戻っちゃいましたけど。」
――そうですね!2回目に観るときの楽しみにしていただきたいと思いますが。多部さんから見た北山宏光ってこんな人!ていうのはありますか?
多部「そうですねえ、すごい人ですよ。」
ふわっとした回答に会場からは笑い声が!これには北山さんもツッコミを入れます。
北山「ど!こ!が!?」
多部「本当に今回現場で一番盛り上げてくれたし、和やかな現場にしてくれて、ピリピリすることもなく楽しい空気を作ることができる人柄なんだろうなあと思う瞬間はいっぱいあります。あと、なんかやたらポジティブですよ。信じられないくらい。」
北山「なんかあった!?俺ポジティブな発言。なんだろう。」
多部「結構ポジティブだよね?」
平澤「ポジティブ。」
多部「結構いじくりまわしても…。」
北山「いじくりまわして!?」
多部「めげないっていうか。結構本気で言っても「またまた~」てなっちゃう(笑)」
――ご自身でポジティブだなって自覚はありました?
北山「いや、ポジティブっていうか…そういう冗談なのかなって…。」
多部「ほらね!?(笑)」
北山「ほーらね!?ほーらねって!!(笑)」
多部「冗談じゃなくて本気で言ってたんだよ。」
――すごい、初日舞台挨拶なのにかなりいじられてますね?
北山「いいですよ、いいですよやっぱ!あのダメ夫役なんでね?尻に敷かれるくらいがちょうどいいんですよ。」