キャスト&監督、映画を通して感じた愛に感謝!映画『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』大ヒット舞台挨拶レポート♡

イベントレポート

――みなさんも、この作品に対していろいろな想いがあると思います。そこで先程、控室で「わたしにとってL♡DKは」というお題で、フリップに想いを書いていただきました。それを発表していただきたいと思います!では、監督からお願いします!

川村監督「私にとってL♡DKは、「愛」です。お客さんたちのこの映画や3人に対する愛もそうなんですけど、スタッフたちが前作から含めて今回の『L♡DK』という作品を、いかに良くしようか、いかにおもしろくしようかと、愛情を込めてこの作品を作ってくれたから、今こういう風になっているのかなと思います。」

――続いて、横浜さんお願いします。

横浜「「可能性が広がった」。というのも、今までは受け身の芝居が多くて、周囲をかき乱すポジションを任せていただいたのはほぼ初めてで、初の試みも多かったです。たくさん勉強になりましたし、役の幅を少しでも広げることができたのかなと思うと、可能性が広がったなと感じます。」

――かき乱すような役は初めてということですけど、すごくよかったですよ!もっとそういう役も演じてほしいです!

横浜「本当ですか!?もっと演じていきたいです。いろいろ挑戦していきたい!」

――杉野さんは何でしょうか?

杉野「僕は「振り返ると在る帰点」ですね。」

横浜「なんか哲学的な…!」

杉野「いや、全然そんなことないよ!(笑)撮影があったのはちょうど1年半前、このお話を聞いたのは、そこからさらに1年前くらいかな。そのころ僕はまだ全然ペーペーで、“なんで僕!?”って思ったんですよ。でもその点があったら、僕はそこから先、マネージャーさんと走ることもできましたし、実際に撮影があって、今日こうして舞台挨拶もできて。今思うことは、久我山柊聖というフィルターを通して見ることができた世界は、今後の僕の長い道のりの中で、振り返ったときにちゃんと帰れる点だったなと。初日のときに宣伝部の方が「昨日一睡もできなかったんです」って話していたのを聞いて嬉しかったし、一番最初にきっかけを作ってくださったプロデューサーさんも、毎回毎回舞台挨拶に来てくれる原作者の渡辺先生もそうですし、流星と萌音ちゃんの良いところもすごく見つかったし。こうやって感じたこと、思ったことは、今後自分の財産になると思いましたし、今日みなさんにその想いが伝わればいいなと思ってこの言葉にしました。」

――上白石さんはどうですか?

上白石「私にとってLDKは「富士山」…(笑)でも聞いてください!めちゃくちゃ考えました!葵という役、そして『L♡DK』という作品は、富士山の頂のように、私にとっては雲の上のような存在だったんです。あることは知っているけど、挑戦しようと思えないくらい自分から遠い存在だと思っていたんですよね。その道中は、もちろんしんどいことや苦しいこともあったんですけど、たくさんの方々の支えで、その苦しさが打ち消されるくらい楽しかったです。やりきったあとは、思ってもみなかったような感情に出会えたりとか、一生大切にしたい嬉しい出会いがあったりとかして、まるで登山のような日々だったなと。これを経験した日々と、経験しなかった人生はまったく違ったものだったんだろうなと思ったので「富士山」にしました。今日で登頂できたかなと思います…!」