幼い頃から女子に囲まれてきた超絶イケメンの“愛され男子”・古谷斗和(ふるや とわ)。でも実は恋愛経験ゼロのヘタレ男子だった…!そんな斗和の恋模様と成長を描いた映画『覚悟はいいかそこの女子。』。
CinemaGeneでは全3回にわたって“カクジョ”キャストインタビューをお届け!#2では斗和の同級生・新見律(にいみ りつ)を演じた伊藤健太郎さん!伊藤さんの恋愛観についてや、改名後(※取材は7月下旬)のお気持ちも語っていただきました。
――まず初めに、本作に出演が決まったときのお気持ちを教えてください。
初めからドラマ化を経て映画化されることが決まっていて、どのようにストーリーが展開していくのかとても楽しみでした!男子高校生の日常がそのまま切り取られていて、男子ならではのバカっぽさもすごくいいなと。自分も高校生のときは律たちのように、放課後みんなでファミレスに行ったりしていたので、共感できるところも多かったです。
――律を演じるうえで意識したことは?
律は斗和(中川大志)、惟智也(甲斐翔真)、龍生(若林時英)と4人でバカ話をして盛り上がっている中でも、一人で情報を検索したり、物事を一歩引いたところから見てアドバイスをするのですが、いざ自分の話になると、全然応用できないんです。でも僕はそこが律のかわいい部分だなと思ったので、斗和たちに対するときと、自分のことになったときのギャップが分かりやすくなるように意識しました。
――ドラマでは特にその様子が描かれていましたよね!
ドラマでは小雨(恒松祐里)にドキドキして、ぎこちなくなる律の姿がありましたが、小雨に告白するシーンでは、考えて思いを伝えるというよりも、感情が溢れてきたように見せたいと思い、台本上では「好きだ」というセリフだったのですが、個人的には「好きです」のほうがいいなと感じて、監督に相談して変えてもらいました。あの告白シーンはすごく律らしさが溢れていて好きですね。
――撮影中、印象的だった出来事は?
ドラマ版の撮影のときに、じゃんけんをするシーンがあって、普通のじゃんけんではおもしろくないからと、みんなで話して“覚悟はいいかじゃんけんぽん”というのを考えました!「これはバズるぞ~!」と盛り上がっていたのですが、バズらなかったという…(笑)映画のタイミングで流行らせたいです!
――同世代の3人と共演してみて、刺激を受けた部分などありますか?
今回の現場ではみんなでお芝居の話をすることがすごく多かったです。ここはこうしようとか、いろいろなシーンで話し合いをしました。自分も含め4人それぞれの意見や考えがあって、とても刺激になりましたし、一緒にやっていて楽しかったです。
――撮影以外での4人はどんな感じでしたか?
3人とは歳も近いし、仲良くなるのが本当に早かったです!くだらないことでゲラゲラ笑ったり、誰かのメイク中に後ろからちょっかいを出したり、4人が揃ったときの精神年齢の低さといったらもう(笑)あとは撮影時期が冬で、とても寒かったのですが、わざとふざけて「あちぃ~」って暑がったり(笑)撮影が早く終わった日には、4人で何度かごはんにも行きました。