『崖の上のポニョ』の総作画枚数は何枚?―すべてのものを手で描く、スタジオジブリの魂

『崖の上のポニョ』の総作画枚数は何枚?―すべてのものを手で描く、スタジオジブリの魂 レコメンド

スタジオジブリの長編アニメーション映画『崖の上のポニョ』が劇場公開された翌年の2009年5月から、三鷹の森ジブリ美術館では「崖の上のポニョ展」が行われていました。企画展のテーマ「エンピツで映画をつくる」のとおり、CGによる表現を廃して登場するすべてのものを手で描くことに挑んだというこの作品。なぜ、「手で描く」という表現にこだわったのか、今一度「ポニョ」を観て改めて考えてみるのも面白いのではないでしょうか!

『崖の上のポニョ』の作りを数字で見ると、総カット数1140カット、上映時間100分54秒19コマ、作画枚数170653枚(内原画150084枚)を要した作品です。「ポニョ展」に赴いた人は印象に残っている方も多いのではないかと思いますが、展示室に原画と動画が描かれた紙の全量がガラスケースの中に積み上げられており、その山のような紙の束の量は衝撃的でした。「ポニョ」は『千と千尋の神隠し』よりも24分ほど短い作品ですが、作画量は1.5倍にものぼります。まさに、描いて描いて描きまくって作られた作品なんですね。

では、登場するものすべてを手で描く(もちろん、彩色や仕上げにはデジタル処理が行われています)ことで命を吹き込むアニメーションのこだわりは、どのようなところに感じられるでしょうか。

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