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子供に見せたい映画って時代を超えてありますよね。今回は大人も童心に帰るような映画を5本まとめてみました。
感情を擬人化!失われた感情を取り戻せ!『インサイド・ヘッド』
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリといった「感情」を司る登場人物たちが、主人公の女の子の頭の中で大活躍するお話し。主人公であるライリーを守るためにいくつもの「感情」が生まれてきます。しかしその中で「カナシミ」だけが自分の存在理由を見出せません。他の感情たちは、みんなライリーを幸せにするために働けるのに。人間の感情や記憶をうまくアニメーションで描いており、大人でもほっこりすること間違いなしの映画です。
個性豊かな「感情」たち!
出典:http://www.disneynohimitsu.com/1316.html
左から、ビビリ、ムカムカ、カナシミ、ヨロコビ、イカリ
感情を擬人化することで、とても個性豊かな登場人物たちが出来上がりました。『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』を製作したピクサーらしいかわいらしいタッチで描かれたアニメーションも必見。物語はヨロコビとカナシミが頭の中の「司令塔」から謝っておっこちてしまうところから始まります。感情の制御ができなくなったライリーは家でも学校でも大混乱。「感情」たちはどうにか平穏な日常を取り戻し、ライリーを守ろうとします。お子さんと一緒に、ぜひ見てみてくださいね。
少年とドラゴンの心温まる冒険劇『ヒックとドラゴン』
バイキングの少年が出会ったのは、宿敵のはずのドラゴン。傷ついて飛べなくなったドラゴンをこっそり解放するうちに、二人の間には友情が芽生え、ついにはバイキングの掟を覆すことになります。『リロ&スティッチ』の監督が送る友情ムービー。優しい友情や親子の絆がたっぷり詰め込まれた、大人でも十分に楽しめる作品です。
様々なドラゴンが登場するのも見所!
主人公ヒックと絆を結ぶドラゴントゥース。猫のような瞳に黒い鱗と、西洋でいうドラゴンの割にはかわいらしい顔をしています。少なくともトカゲっぽさはありません。他にも色とりどりからキングギドラリスペクトのようなドラゴンまで、様々なドラゴンが出てくるのも見所の一つ。宿敵とも言える相手との絆が起こす奇跡は見る人の心を温めてくれます。
王道を逆手に取ったギャグが満載!『シュレック』
洋画は字幕派!という人も、この映画だけは吹き替えでみる価値アリ。エディ・マーフィが声を当てたロバのドンキーの吹き替えは山寺宏一さん。ハイテンションなシュレックとの掛け合いが絶妙な漫才になっています。おとぎの国で囚われのお姫様を救い出す醜い怪物の物語。いわゆるディズニーなどが作ってきたファンタジーの「王道」と言える展開を極限までおちょくったギャグが多く、お約束を知っていれば知っているほど爆笑必須。一方で姿形へのコンプレックスやハッピーエンドへの持っていき方は絶妙で、笑って泣けるファミリームービーです。
壊すだけしかできなかった悪役が知る仲間の大切さ『シュガー・ラッシュ』
日本初の超有名ゲームの悪役が登場することでも話題になりました、ゲームの中のお話しです。ゲームでは悪役として登場するラルフ。この世界ではキャラクターたちはゲームの中を行き来することができます。そんなこんなでラルフが迷い込んだレーシングゲームの世界で出会った女の子ヴァネロペ。バグを持ちつつも強気に戦う彼女と利害の一致からラルフは手を組みますが、次第に友情が芽生えていきます。予告編を見ていると、少しストーリーがずれて捉えてしまうので、ぜひ本編を見てみてください!
史上最強のファンタジーシリーズ第1弾『ハリー・ポッターと賢者の石』
最後にご紹介するのは、あの誰もが夢中になったファンタジーシリーズの第1弾。イギリスで発行されて以来世界中を虜にしたあの少年がスクリーンに登場した時の熱狂は相当なものでしたね。原作の雰囲気を壊すことなく、見事に「魔法の世界」を描いています。だんだんと話しが圧縮されたり暗くなってくる前のお話しですからこの作品単品でも、世界観とストーリーだけで十分に浸ることができます。有名な「ヘドウィグのテーマ」を聞くと、あの世界に帰ってきた気がしますよね。ぜひ浸りきって見てみてください!
いかがでしたか?子供の感性が豊かになるような映画を5つご紹介しました。感性って、とにかくいろんな小説や映画、音楽、絵画などに触れることでグングン成長していくようですね。大人でももちろん色々な作品に触れることはマイナスにはなりません。ぜひ手に取ってみてみてくださいね。