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ディズニー映画には、それほど有名ではなくても、実は素晴らしい名作映画がたくさんあるのを知っていますか?大人が観ても十分楽しいディズニーの隠れた名作を御紹介します!
種族を超えた友情の物語『きつねと猟犬』
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ディズニーなのにハッピーエンドで終わらないのが逆に魅力な『きつねと猟犬』。子ぎつねのトッドと子犬のコッパーは牧場で出会い、仲よくかくれんぼをして遊びます。友達になったトッドとコッパーですが二人の将来には悲しい運命が待ち受けていました。少し古い作品ですが、とても可愛らしい動物たちが魅力です。
大人になった二人の友情はどうなるの?
月日が過ぎて、立派な猟犬になったコッパーに再会したトッドは、「もう僕に近寄るな」と言われてしまいます。あんなに仲良しだったのに、きつねと猟犬という立場の違いから、追う側、追われる側になってしまった二人。引き裂かれた友情が切ないけれど、とても見ごたえのある作品でした。
ワクワクする恋と冒険が魅力!『わんわん物語』
血統書つきの飼い犬レディは、優しい飼い主に可愛がられて楽しい毎日を送っていました。そこに現れたのは野生のオス犬トランプ。レディとトランプは恋に落ちてそこから大冒険が始まります。『わんわん物語』の有名なシーンは、レディとトランプがミートボールスパゲティを食べるシーンです。恋人同士のロマンチックなこのシーンを見て、「いいなあ」とあこがれた人は多いはず。かわいい犬たちの大冒険と恋の物語です。
心にグッとくる映画『ノートルダムの鐘』
教会の鐘つき男カジモドは、背が曲がっていて顔も醜い男です。彼は育ての親であるフロロー判事から「本当の親はお前を捨てた」と聞かされて育っていました。カジモドは一人ぼっちで毎日過ごし、友達は石の銅像たちだけ。カジモドは外へ出るのを禁じられていましたが、外の世界に憧れてしまい、ついに町の祭りに出かけてしまいます。そこで出会ったのは綺麗な心をもつジプシーの娘エスメラルダ。カジモドは見た目だけでなく心も美しいエスメラルダに恋をします。エスメラルダは差別を受ける側の気持ちを理解出来る女性でした。彼女は町の人に襲われるカジモドをかばってくれます。追われるカジモドを守るエスメラルダ。このシーンがグッときます。
差別って何だろうと考えさせられる!
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『ノートルダムの鐘』は、醜い男が本当の愛を見つけるハッピーエンドストーリーですが、悪者フロロ―判事が聖職者のように神に祈っていたり、民衆が残酷だったりと所々、ピリリとした皮肉の利いている部分もあります。『ノートルダムの鐘』は、ディズニー映画の中ではそれほど有名ではなく、キャラクターグッズなどもあまり見かけませんが、差別や民衆の迫害をリアルに描いた隠れた名作です。見た目は醜くても心の美しいカジモドを応援したくなり、差別とは何かと考えさせられる少々大人向けでシリアスな映画でした。
ディズニー版ロミオとジュリエット映画『ポカホンタス』
インディアンの娘ポカホンタスと、金を求めてアメリカにやってきた開拓者ジョンの恋の物語です。大自然の中、自由に駆け回って暮らす女性ポカホンタスは、森を破壊しに来た探検家の一人、ジョンに出会って恋をします。二人は仲良くなり幸せな時間を過ごしますが、お互いの所属しているのは森を守りたいインディアンと森を切り開きたい開拓者のグループ。相いれない立場の二人の前には厳しい試練ばかりが待ち受けています。
『ポカホンタス』は実話に基づいてた!
『ポカホンタス』は、アメリカ開拓時代の実話に脚色を加えたストーリーです。ポカホンタスは、それまでの白雪姫やシンデレラのようなディズニーらしいお姫様ではなく、勇敢で男勝りなお姫様で、活発に積極的に行動します。また二人の恋が都合よく進まないのもこの映画の見ごたえの一つ。色々な事情を含んだ大人のためのラブストーリーをぜひご覧ください。
ロボットの恋なのにとっても泣ける!『ウォーリー』
西暦2800年の地球は、荒れ果ててゴミの山になっていました。人間は宇宙船で宇宙へ逃げ出して暮らしており、心を持ったロボット・ウォーリーだけがゴミだらけの地球に取り残されて、孤独にひっそりと暮らしていました。ある日寂しいウォーリーのもとへやってきたのは女の子のロボット・イブでした。ウォーリーはイブに恋をして、イブを追いかけて人間のいる宇宙船へと乗り込みます。その後ウォーリーとイブの恋の展開に切なさで胸がギュッと締め付けられるシーンもあります。ウォーリーの恋は実るのでしょうか、また一度滅びた地球は再び生き返るのでしょうか。ディズニー・ピクサー映画『ウォーリー』は、地球の創世記のようなロマンを感じる名作映画でした。