『グッドモーニングショー』／『SCOOP!』ほか、報道現場の裏側ってホントにこうなの？

報道、スポーツ、芸能、ファッションやグルメなど、視聴者が興味を持つものであれば何でもネタにするワイドショー。そんな朝の情報番組であるワイドショーを舞台にした映画『グッドモーニングショー』が、10月8日（土）より公開となりました。

その5つの星は一体なんなの？

シリアスからコメディまで演じ分ける実力派俳優・中井貴一を主演に迎え、長澤まさみ、志田未来、時任三郎、吉田羊、濱田岳などバラエティに富んだ俳優陣が集結！
視聴者の立場では見ることが出来ない、本作で描かれているテレビの裏側って本当でしょうか･･･。

テレビの裏側➀：視聴率競争が激しい現場！

常に自分のクビも掛かった闘い！

ワイドショーの特徴として、各局が同じ時間帯に生放送を行い、同じ素材を使用したりしているものの、その裏では壮絶な戦いが。
同じ内容の報道であるからこそ視聴率争いが繰り広げられ、切り口を変えて放送することが重要視されています。視聴率が低迷することによって、番組が打ち切られてしまうこともあり、番組存続のためには視聴者の反応が重要視されています。
世間のテレビ離れが叫ばれている今、視聴率競争は激化しているってよく聞きますよね。

テレビの裏側➁：生放送直前から仲間割れ！？

林遣都くんは、熱血の報道担当役を演じています。

テレビに映らないところでは、プロデューサーとディレクターのいさかいがあったり、各番組コーナー担当者同士の言い争いがあったり。放送開始前から放送中まで、「これはトップに持ってくるべき話題」「これは視聴者が喜ばない話題」など議論を交わしながら、放送が作られていきます。
新たな事件が起こったりすると、放送中に番組内容を差し替えたりもするので、放送開始後も、担当者は自分のコーナーの放送がされるのかハラハラしているんだとか。

テレビの裏側➂：ワイドショーVS報道番組

放送をすべきなのか、言い争う展開へ･･･

そっちはそっち、こっちはこっちなイメージがある真逆の位置にあるようなワイドショー番組と報道番組。実はそこにも確執が･･･。
報道が掴んだ情報の美味しいとこだけを持っていくワイドショー番組に、報道番組関係者はイライラ。ワイドショーの報道担当者も大変なんですね･･･。

ワイドショー以外にも報道の現場はあります。

報道関係の現場といえば、今年を賑わせている“文春砲”もそうですよね！
そんな写真週刊誌の舞台裏が描かれているのが、絶賛上映中の『SCOOP!』です。

芸能スキャンダルを生み出すために、張り込みを行ったり、スクープを取るために、様々な作戦を企てたり。本当にそんなことやってるの！？と思うかもしれませんが、実際の記者、編集者、フリーカメラマンに聞いた話が反映されているのでリアル。
意外と古典的な作戦に引っかかってしまう人もいるみたいですよ。
◇映画『SCOOP!』に関するとっておきの4大スクープ！

『グッドモーニングショー』や『SCOOP!』で描かれている報道の裏側。この2作品が、同じ時期に描かれる理由は何だったのでしょうか。
“ゲス不倫”と呼ばれるものをはじめ、ファンキー加藤や中村橋之助などの報道や、片岡愛之助＆藤原紀香の結婚ネタなどの報道が数多くなされ、過熱していっています。
人の「知りたい」という期待や欲求と、プライベートをどこまで伝えていいのか…作品を通じ、そんなみなさんの深層心理や皮肉を、改めて描いているのかもしれません。

『グッドモーニングショー』あらすじ

澄田真吾は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。かつて報道番組のエースキャスターだったが、ある災害現場からのリポートが世間から非難を浴びて番組を降板。以来、現場からのリポートが怖くてできなくなり、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われて今に至っている。
災難その1　女子アナから交際関係をバラすと迫られる！
災難その2　プロデューサーから番組の打ち切りが告げられる！！
災難その3　立てこもり事件に巻き込まれ、直接交渉するハメに！？
日本中が注目するニュースの渦中に立たされた澄田は、果たして人質を救うことが出来るのか！？前代未聞の生放送が今始まる！