映像が息を飲むほどに美しいおすすめ映画4選(ネタバレあり)

レコメンド

思わず映像に引き込まれるような、息をのむほどに美しいおすすめ映画選です。一部ネタバレを含みます。

人類は生まれた時から、支配されていた!地球の危機を阻止するため、結ばれない運命の2人が宇宙最大の王朝に立ち向かう『ジュピター』

『ジュピター』映画オリジナル予告編

地球で普通の女性ジュピター・ジョーンズ。ある日何者かに襲われ、突然現れた強靭な戦士に助けられたジュピターは、自分が宇宙最大の王朝の王族だと知らされます。彼女を助けた強靭な戦士の名はケイン。遺伝子操作によって狼の遺伝子を持って生まれた、遠い星の最下級の戦士でした。王朝では3人の継承者たちが支配権を争っており、彼らは亡き母と同じ遺伝子配列を持つジュピターが、生まれ変わりとして引き継ぐ地球を狙っていました。10万年前から支配してきた全人類を、今まさに滅ぼそうとしているのでした…。

■みんなのレビュー
大きなスクリーン画面で見たい映画です。この映像の美しさと迫力はテレビなどで見るのは勿体ないと思います。ストーリーも斬新な解釈をしていて面白いそうですし、ヒロインがキレイすぎる。スペースアクションものの中でも、この特殊映像は見ておくべきだと思います。/カルロス

 

そのドレスは世界を魅了する『ディオールと私』

『ディオールと私』映画オリジナル予告編

2012年春。世界的に著名なファッションブランド、クリスチャン・ディオールの新デザイナーに就任したラフ・シモンズは、初のオートクチュール・コレクションを発表することになりました。男性ブランドを展開し、ミニマリストとして知られたシモンズは、オートクチュールの経験が乏しいうえに、通常およそ半年をかけるコレクションを8週間で準備しなければならなくなり…。

■みんなのレビュー
以前からディオールが好きで、コレクションを楽しみにしていたのですが、ジルサンダーから突如引き抜かれたラフ・シモンズが、一体どんなコレクションを展開するか、当時はドキドキして観るのを楽しみにしていました。
ファーストルックのモデルさんをテレビで観た時、「なんて素敵なんだろう!ラフ・シモンズ凄いな。大成功じゃない!」と感動したのを覚えています。淡くてピュアでフェミニンなピンク色を中心とした花々が壁にぎっしり咲き乱れる中で、ラフ・シモンズが手掛けた美しい色とシルエットの服をまとったモデルさんが、本当に芸術的で素敵でした。
ジルサンダーの服はシンプル過ぎて、またあまりフェミニンじゃないので好みではありませんが、ラフ・シモンズとディオールの組み合わせは最高だと思います。/MinkMinkMink

 

私はワタシと旅に出る『おもひでぽろぽろ』

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出典:http://eiga.com/movie/35362/photo/

人生の節目を迎えた27歳の女性が小学校のころの自分を思い出しながら、田舎の人々と自然に触れ、自らの生き方を見つけていくまでを描きます。岡本螢、刀根夕子原作の同名コミックの映画化で、「魔女の宅急便」の宮崎駿がプロデュース。

■みんなのレビュー
OLの27歳のタエ子が休暇を取って山形へと向かう列車の中から、小学5年生の頃の自分のことをあれこれと思い出すお話です。
子供の頃は大人のタエ子の部分は面白く思えなくて真面目に見ていなかった。ところが自分自身が大人になってから見てみると、27歳のタエ子に共感していたり、身につまされるようなところがある。一見自然に見える風景も実は人の手が加わったものであること、都市から田舎へと向かう人間と、その人を迎え入れる田舎の人々との考えの違いなど、いろいろと考えさせられます。タエ子の子供時代のエピソードの中ではパイナップルを初めて食べるシーンや給食に出てくる脱脂粉乳などに時代が感じられて興味深いです。
映像はジブリ作品らしく細部まで丁寧に描き込まれていて美しいです。/とんとん

 

イタリアと東京を舞台に、10年の歳月が生み出す“運命の愛”をロマンティックに描く『冷静と情熱のあいだ』

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出典:http://movie.walkerplus.com/mv32173/

フィレンツェの工房で絵画の修復士を目指す順正は、順調な生活とは裏腹に、いつも心に虚しさを抱えていました。それは学生時代を共に過ごし、運命の女性だと思えたあおいの存在。留学生だった彼女は10年前に順正と別れて香港に戻っていましたが、順正は今もなおあおいのことを思い続けていました。ある日、順正はあおいがミラノにいることを知るが、彼女は実業家の恋人と裕福な生活を送っていました。現実に打ちひしがれる順正にとって最後の希望は、かつてあおいと交わした”30歳の誕生日にフィレンツェの大聖堂で待ち合わせる”という約束でした…。

■みんなのレビュー
誤解による別れや10年後の約束など、女子には楽しめる要素が一杯です。最後の最後まで目が離せません。また、竹野内豊さん、ケリーチャンさんがとても魅力的です。
美しいフィレンツェの街並みに,自然に溶け込んでおります。
約束のドゥオーモに行って、ふたりの上った階段を上るのが夢になりました。また、エンヤの音楽もとても良いです。映画を見終わっても映像や音楽が頭に残ります。/Zzzz

 

『ジュピター』
(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW
『ディオールと私』
(C)CIM Productions
『おもひでぽろぽろ』
(C)1991 岡本螢・刀根夕子・GNH
『冷静と情熱のあいだ』
(C)2001フジテレビ・角川書店・東宝