とにかくわちゃわちゃ&にぎやかで楽しいお披露目会に!映画『ラスト・ホールド!』完成披露試写会!

イベントレポート

3月26日(月)東京・丸の内にて映画『ラスト・ホールド!』の完成披露試写会が行われ、主演の塚田僚一(A.B.C-Z)さん、Snow Manの岩本照さん、深澤辰哉さん、渡辺翔太さん、宮舘涼太さん、佐久間大介さん、阿部亮平さん、真壁幸紀監督が登壇しました!

客席後方から通路を通って登場すると、会場からは割れんばかりの歓声が!ファンからの熱い声援に応えるように、丁寧に手を振りながらステージへ。

――人一倍元気のいい塚田さんからご挨拶をお願いします!

塚田「主演でーす!(客席からイェーイ!)岡島健太郎役の塚田僚一です!東京では桜も満開ですけれども、塚ちゃん桜はなんと五分咲きです!」

Snow Man(※以下、S)「五分咲き!?(笑)」

塚田「今日はみなさんにいち早く観ていただけるということで、すごい嬉しいです!よろしくお願いします!」

岩本「河口亮二役を演じています、岩本照です。短い時間ですけど楽しんでいってください。」

深澤「新井武蔵役を演じましたディーン・フジオカです!お願いします!」

S「いやいや、ちげぇよ!(笑)」

深澤「改めて、新井武蔵役を演じました深澤辰哉です!(笑)とりあえず好きな食べ物は焼肉です、お願いします!」

渡辺「桃田役を演じました渡辺翔太です、お願いします。今日は気合を入れて前髪を割ってみました!(笑)」

宮舘「高井戸仁太役ををやらせていただきました宮舘涼太です。ボルダリングもそうなんですけど、今日はこの会場にいるみんなのハートを掴みにきました。よろしくお願いします。」

S「ナイスホールド!ナイスぅ!」

佐久間「桑本役を演じました佐久間大介でーす!映画館といったらポップコーンなので、ポップコーンこぼさないように気を付けてください!(笑)掴め!ラスト・ホールド!」

阿部「中道学役を演じさせていただきました、阿部亮平です!みなさん楽しかったですか?」

S「いやいやいや!まだ観てない!これからだから!(笑)」

阿部「あ、これ前なんだ!このあと観るんだよね?楽しむ準備できてますか~?(客席からイェーイ!)オッケーです!」

真壁監督「まず一つ言わせてください。阿部ちゃん卒業おめでとうございます。(※阿部さんはこの春大学院を卒業)」

阿部「明日卒業してきます!明日から院卒アイドルになります!そんな院卒アイドルが出てる『ラスト・ホールド!』ぜひよろしくお願いしま~す!」

S「いや、今監督のターンだから!(笑)」

真壁監督「今日『ラスト・ホールド!』“宇宙初上映”です。(客席からフゥ~!)映画業界の中ではワールドプレミアですからね!みなさん楽しんでいってください。」

挨拶からすでにキャスト陣のテンションもMAX!普段からの仲の良さが早速表れていました!

キャスト陣、本作の魅力をたっぷりトーク!

――まずは、塚田さん!映画初主演おめでとうございます!お話を聞いたときはどんなことを思いましたか?

塚田「一生懸命頑張ろうと思いました!」

S「素直(笑)小学生みたい(笑)」

塚田「あとは(共演が)Snow Manって聞いたときに、これまでもバックについてもらったり、一緒にやってきたので、“よかった、心強いメンバーで”と思いました!さらに撮影が進んだり、いろんな準備が進んでいくにつれて、真壁監督もそうですし、本当にこのメンバーで一緒にできてよかったなと思いました。」

――不安とかはまったくなかったですか?

塚田「はい。ボルダリングも実際にやるっていうのは最初から聞いていたんですけど、“やってやろう!”ってすごく燃えてましたね!」

――主題歌もA.B.C-Zの書き下ろしの新曲「Future Light」に決まりまして!初めての映画主題歌ということで、喜びも一塩だったんじゃないですか?

塚田「グループにとって主題歌っていうのは初めてなので、メンバーもすごく喜んでいますし、映画の最後にこの曲が流れてくることで、A.B.C-Zの仲間も手を差し伸べてくれているような気がしますね。映画でも“仲間”がテーマになっているので、そこもいいなって。みなさんに映画を観てからの流れで聞いていただけるっていうことで、ラッキーです!」

――岩本さんは新入部員の中で唯一のボルダリング経験者の役ということですが、練習はいかがでしたか?

岩本「印象的には、やっぱり結構大変でしたね。Snow Manはちょうどそのとき滝沢歌舞伎の舞台中だったので、登りながら腹筋太鼓しながらって、パンパンになりながらやっていました(笑)でも僕は他のメンバーより登れないといけない役だったので、プロの選手とかが登ってる映像をとにかく見て、登ることをメインでやりながらも、誰かの登ってる姿を目に焼き付けてイメージするっていうのを重点的に(意識しながら)練習していましたね。」

――滝沢歌舞伎との両立はやっぱり大変でしたか?

塚田「やっぱりそうですね…」

S「いやいやいや!出てない!(笑)」

塚田「でも経験は一番あるから!本当に滝沢くんがエンターテイナーだし、ストイックなので、僕たちバックダンサーも頑張ってついていかなきゃって思うんですよね。」

阿部「そうなんですけど…『ラスト・ホールド!』の話しましょう!(笑)」

深澤「でもどちらもやりがいのあるお仕事なので、すごい頑張りました!はい!(笑)」

――今回はスタントなしでボルダリングに挑戦されたんですよね!阿部さんは経験者ということで、ボルダリングの魅力はどんなところにあると思いますか?

阿部「僕は以前から趣味でボルダリングをやっていたので、このお仕事が決まってラッキー!って思いました。ボルダリングの魅力は競技の奥深さですね。“体を使ったチェス”って言われている競技で、体だけじゃなく頭も使って課題に挑戦していくっていうのが魅力の一つだと思います。」

個性豊かなキャラクターを本人自ら解説!
それぞれ役と共通するところとは…!?

――そして、この映画の魅力はボルダリングだけではなく、個性豊かなキャラクターも魅力の一つ!Snow Manのみなさんが演じられている新入部員は本当にキャラクターが濃いですよね!塚田さんも含め、改めてそれぞれについて紹介をお願いします!

塚田「僕の役は熱血でアツくて、そのアツさが逆におもしろかったり、空回ったりすることもあって。自分とも共通しているところが結構あるなと思っていて、でも逆に実は岡島のクールな部分もあったり。ボルダリングがうまくいかないことや就活を控えているところでナイーブになっていたりして、そういう意外な表情も楽しんでもらえたらなと思います。岡島です!(笑)河口もね、結構引きずっていることがあって…」

岩本「河口です(笑)そうですね、簡単に言ったら“過去引きずってる系男子”。河口は、観ている人が胸アツになる、自分とリンクさせられるシーンが結構多いんじゃないかなと思うので、注目してほしいですし、自分と照らし合わせながら観ていただけたらなと思いますね。」

――岩本さんはちなみに“過去引きずる系男子”ですか?(笑)

渡辺「すごく気になる質問きましたね(笑)」

塚田「でも結構SASUKEのこととか引きずってるよね、表に出さないだけで!(笑)」

渡辺「今、横で見てたら(岩本から)急に汗がタラタラと…(笑)」

岩本「わりと小さい頃からいろいろ気にしてしまうタイプではあるので、“過去引きずってる系男子”かもしれないです(笑)」

塚田「でもそれを(表に)出さないのがかっこいいよね!意外と話とかを聞いて初めて、そうなんだって思うこととかもあって、そこが河口と共通しているかなと。」

――深澤さんは?

深澤「あ、次僕でしたね。僕は津軽弁を話す役で、パンフレットにも載っているとおり、最初はメガネなんですけど、ある日を境にメガネを取ったりとか。いやでも、僕メガネかけるといいみたいで、メガネをかけると、めったにこない黄色い歓声がくるんです(笑)今後メガネもどんどん付けていきたいなと思います(笑)」

――津軽弁の練習は大変じゃなかったですか?

深澤「大変でしたね。いやでもこのお話をいただいたときに、ちょうどプライベートで津軽弁をやりたいなと思っていたので…」

S「それ、嘘じゃん!(笑)」

塚田「次狙ってる方言とかありますか?」

深澤「次は下のほういきたいっすね!(笑)でも津軽弁はずっと聞くようにはしていました。じゃないと覚えられないので…」

――ちなみに好きな津軽弁はありますか?

深澤「わいは~、いいかぁだな~!っていうのがあって。追々(映画の中で)出てくるんですけど、ここか!っていうのを観ていただけたらなと!」

阿部「これがどこで出てくるかっていうのも、楽しみにしていただけたら!」

S「急に出てくるんで気をつけてくださいね!(笑)」

――渡辺さんは、どんな役でしょうか?

渡辺「僕は彼女を取り戻すためにボルダリングを始めるっていう、自分の意思じゃないんですよ(笑)だから簡単にいうとナメてるというか。短気だし、ボルダリングも取り戻すための勢いで登ろうとして… もうノリと勢いなんです(笑)でもこの間ボルダリングを練習していたときに、必要最低限の握力が必要だなって感じたんですけど、とある取材で体力測定をしたときに握力が25kgくらいしかなくて…(笑)」

塚田「でも撮影では登れてたよね?」

渡辺「頑張って練習したので(笑)でもその握力の数字を見たときは儚い気持ちになりましたね(笑)」

塚田「確かにボルダリングって単に腕力が大事なのかなと思いきや、意外と手のバランスも大事なんですよね。」

――渡辺さんはキレがちな役ですけど、共感するところってどこかありましたか?

渡辺「ん~まぁ、ほぼ僕ですよね(笑)あと幼稚園のときに振られた経験もあったり(笑)幼稚園で飼っていた孔雀がいたんですけど、その前で告白したら振られて、5歳ながらにまじかって思って。でも次の日に…」

(ここで客席から長い!とのツッコミ(笑))

渡辺「ちょっと待て!誰だ今長いって言ったの!(笑)」

塚田「キレやすいからね!(笑)」

渡辺「まぁ、そんな経験もあったなって幼稚園の頃を思い出したりしましたね(笑)」

――宮舘さんは元ドラマーという役ですが、どうでしたか?

宮舘「もともと僕自身ドラムを少しかじっていて。それがきっかけでこの役に決まったんですけど、まず“お友達”を探しに行こうと思って、ドラムスティックを買いに行ったんです。ドラムスティックは“お友達1”です。撮影当日までエアで練習していて、ちょうど滝沢歌舞伎中だったので腹筋太鼓と混ざっちゃうときもあったんですけど(笑)撮影本番の2日前くらいにやっと“お友達2”のドラムに出会って、まず太鼓の部分を撫でましたよね(笑)あとは岩本がドラムを指導してくれて、(イケボで)ずっと2人きりで部屋の中で…」

塚田「いや!ドラムやってただけだからね!」

宮舘「でも練習したおかげで当日うまくいって、とてもかっこいいシーンに仕上がっていますよね!監督!」

真壁監督「うん、そうだね(笑)」

塚田「一瞬ミュージックビデオみたいになるところがあって、Snow Manがすごくかっこよく映っているんで!」

宮舘「音だけで気持ちを繋ぐっていうシーンです。」

――そして佐久間さん、演じた役の魅力についていかがですか?

佐久間「桑本は人と人との間に壁を作ることをしない人で、僕自身も人との距離が近い人なので、すごくやりやすかったですね。その中でも挫折からの立ち上がりはかっこいいなと思って、そういうところは憧れます。」

塚田「本当にかっこいいです!佐久間のかっこいいシーンが!たぶん一番かっこいいかもしれない!」

S「いや、それはない!(笑)」

塚田「僕の捉え方なので、個人差はあると思うんですけど…」

S「(笑)」

――桑本は人懐っこくてかわいい部分もありますよね!阿部さんはどうですか?

阿部「中道学という役を演じさせていただきました。フライヤーにも書いてあるように中道は潔癖なゲーマーという役で、普段あまり感情を表に出さないんです。僕、阿部亮平自身は大きくリアクションしすぎてしまうところがあるので、リアクションを抑えて淡々としゃべるように、監督と話し合いながらやっていました。」

――頭を使う競技だなっていうのは、阿部さんの役でわかりますもんね!

阿部「パズルみたいな競技でもあるので、そういうのが得意な人にも楽しんでもらえる役割になっています。」

塚田「ちょっと女性プレイヤーっぽかったのかな。」

阿部「そうですね。力任せではなく。」

――そして監督!本作は原作のないオリジナルストーリーですが、キャラクターはそれぞれ監督が考えられたんですか?

真壁監督「脚本家の方と一緒に考えたんですけど、脚本家の方が以前からキャストと舞台とかを一緒にやっている方で、みんなのキャラとかを分かっていて。そのうえで会ったんですけど、佐久間くんのコミュニケーションが予想よりもすごくかったです(笑)さっきも会ったときに、うぇ~い!って(笑)そんな感じだったので、佐久間くんのところだけ(元よりも)盛りましたね。」

塚田「結構ギリギリまでキャラクターが変わったりとかもあったんですけど、最終的に一番いい形になったんじゃないかなと思います!」

――監督、みなさんの演技はいかがでしたか?

真壁監督「クランクインする前に3日間くらいお芝居の稽古をしたんですよ。その良さが出ていると思いますね。」

岩本、アツいメッセージとエールを贈る…!

――今のシーズン、卒業を迎えられて4月から新生活という方も多いと思いますが、エールを贈る意味で、目の前の壁の超え方を教えてください、岩本さん!

岩本「助走を取って、こう手で…」

S「いやSASUKEだよ、それ!(笑)」

深澤「みんな、めずらしいよ!照がボケるなんて!」

(客席からフゥ~!)

岩本「でも僕は人生において壁が現れる確率が他の人よりも多いのかなって実感することがあって、アクロバットもSnow Manのなかで一番最後にできるようになったりとか。その壁と向き合ってるときって、その先に何があるかもわからないし、小学校・中学校とかで勉強している時間みたいに、こんなの将来何の役に立つんだろう?って思ったり、そういう気持ちもあると思うんです。でも大人になってから、あのときやっておいてよかったっていうふうに、+αで過去の自分から未来の自分にバトンを渡してくれるような瞬間が絶対に来ると思いますし、その人に合った壁しか現れないと思うので、逃げないで諦めないで壁と闘ってほしいです。最終的に壁を乗り越えた世界っていうのは、その人が頑張った分だけ、すごい景色が広がっていると思うので、頑張ってください。」

――アツい!かっこいい!

(客席からフゥ~!)

――本作を観る前にふさわしいです!塚田さんからもお客さんへのメッセージとして、エールと壁の乗り越え方を教えてください!

塚田「壁の乗り越え方は、これは僕がジャニーズでよかったなって思う瞬間でもあるんですけど。初主演っていうとやっぱり不安とかも少しはあって、でも先輩方も“初”の経験をしているっていうので、先輩ってすごいなとも思いますし、自分まだまだだから頑張ろうって思います。キャラクターがそれぞれ壁を乗り越えていく話で、学生じゃなくても本当に観てほしいです!5月は新しいことを始める方も多いと思うので、どの世代、どの年齢の方にも、心に届く作品になっていると思います。一生懸命作ったので、ぜひお楽しみにしてください!」

――さて舞台挨拶を最後まで終えて、今、何分咲きでしょうか?

塚田「はい!塚ちゃん桜、満開です!」と、おなじみのY字バランスを披露!キャスト陣と客席は楽しそうな笑い声に包まれました。

イベントの最後に客席をバックにフォトセッションを行ない、大盛況の中、イベントは終了しました。

落ちこぼれ大学生たちがボルダリングで世界一を目指す!青春胸熱エンタテインメント、映画『ラスト・ホールド!』は5月12日(土)公開です!

『ラスト・ホールド!』ストーリー

ボルダリングは人生と同じ。壁と向き合い登っていくと、また新たな壁が現れる―
廃部寸前のボルダリング部の主将・岡島(塚田)は大学卒業を控え、今や自分一人となった部を存続させるべく6人の新入部員を勧誘しなければならなかった。必死の勧誘で入部した6人は、1人の経験者とクセのつよい初心者5人。総じて体力もなくボルダリングをなめてかかっているものだから試合でも負け続けである。しかし、みんなでトレーニングを重ね、競技を向き合う内に、次第に壁に挑む楽しさを知り、固い友情で結ばれていくメンバー。そんな時、大事な団体戦の前にある事件が起こってしまう…。

『ラスト・ホールド!』公式サイト
塚田僚一(A.B.C-Z)/岩本照 深澤辰哉 渡辺翔太 宮舘涼太 佐久間大介 阿部亮平(Snow Man/ジャニーズJr.) 永野宗典 駒木根隆介/勝村政信
監督:真壁幸紀(『ボクは坊さん。』)
脚本:川浪ナミヲ、高見健次
音楽:眞鍋昭大(『映画 闇金ウシジマくん』)
主題歌:A.B.C-Z「Future Light」(ポニーキャニオン)
配給:松竹
5月12日(土)全国ロードショー
©松竹

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