岩田剛典が最近感じた同級生との奇跡とは?映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』スペシャルトークイベントレポート

イベントレポート

――杉咲さんはいかがですか?

杉咲「自信を持つことだと思いますね。私は小さい頃からこの仕事をするのが夢でしたが、そのために何かを一生懸命やったかというとそうではなくて、思いつきで事務所のオーディションを受けました。でもどこか自分の中で、この仕事を“やりたい”じゃなくて、“いつかやる”という漠然とした大きな自信がありました。だからもしかしたらできたのかなと思います。逆に今こうして現場に立たせていただいていて、今のほうが自信がなくっなてきていると感じることが多くて、できないと思ってやるとやっぱりできないという悔しさも何回も経験しています。まずは自分が自分を信じないと、みんなも信じてくれないんじゃないかなと思うので、難しいことですけど、自信を持っているフリをしたり、何回も自分に言い聞かせたりして頑張っています。」

――杉咲さんは小さい頃から女優になることが夢だったとおっしゃっていましたが、岩田さんは学生時代になりたかったものはありますか?

岩田「小学校の卒業アルバムには、将来の夢は発明家って書いてあるんですよ(笑)いろんな発明家があるだろうに、めっちゃざっくり(笑)たぶんそれは、世界の偉人伝みたいな本を読んで、感化されたんでしょうね。漠然と“すごい人になりたい”と、浅はかな考えだったんですけど、当時は発明家って書いてました。当時からちょっと変わっていたんですかね(笑)いつか発明家を目指したいと思います(笑)」

――では、最後にみなさんからメッセージをいただければと思います。

阿部「この映画を観て、僕は温度とか手で触った感覚が画面から伝わってくるように感じました。それはこの映画館でしか体感できないと思うので、ぜひ今日観た感想などをみなさんに伝えていただけたら嬉しいです。今日は楽しい時間をありがとうございました。」

有賀「こういう場を設けてくださって本当にありがとうございます。恋愛映画という形で王道なストーリーの部分もありますので、たくさんときめいていただきつつ、樹のことなどを身近に感じていただけたらなと思っております。ぜひ何度でも観に来てください。よろしくお願いします。」

杉咲「この映画は自分にとっての大切な人を、より大事にしたいと思えるような映画になっていると思いますし、今があるという喜びを感じられるからこそ、明日をもっと大事にしたいなと思える作品だと感じています。映画を気に入ってくださった方がいらっしゃいましたら、何度でも大きなスクリーンで観ていただきたいですし、身の回りの方に紹介してくれたら嬉しいです。本日は足を運んでくださってありがとうございました。」

岩田「みなさま、本日はご来場いただきありがとうございました。いよいよ宣伝という形も今日で終わりなんですよね。完全に作品が巣立っていったなということで、寂しい気持ちもあります。こんなに素敵な原作と出会い、実写化のお話をいただいて、自分自身も初めて障がいと向き合う役を演じさせていただいて、自分の人生の中でも多くのことを学んだ作品でした。初共演の花ちゃんとも今日でお別れ…じゃなくて、また別の作品でご一緒することもあると思いますが、一つのピリオド迎えた気持ちで少し寂しいです。でもこうして本日もたくさんのみなさんにご来場いただいて、これから作品を観ていただけるということで、絶賛公開中ですので、ぜひみなさんのご感想を周りの方に広めていただいたり、みなさんにとっても大切な作品として残ってくれたら嬉しいなと思っています。今日は短い時間ですが、ありがとうございました。」

こうして映画のより深く楽しめるトーク満載のイベントは終了しました。映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』は絶賛公開中です!

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『パーフェクトワールド 君といる奇跡』公式サイト
岩田剛典   杉咲花
須賀健太  芦名星  マギー  大政絢
伊藤かずえ  小市慢太郎  / 財前直見
原作:有賀リエ「パーフェクトワールド」(講談社「Kiss」連載)
監督:柴山健次
脚本:鹿目けい子
音楽:羽毛田丈史
主題歌:E-girls「Perfect World」(rhythm zone)
配給:松竹 LDH PICTURES
制作プロダクション:ホリプロ
10月5日(金) 全国ロードショー
©2018「パーフェクトワールド」製作委員会