お互いに大好きすぎて「好き」って言えない凛(平野紫耀)と優羽(桜井日奈子)、そして2人を心配しながらも見守る暦(玉城ティナ)と蛍太(磯村勇斗)。そんな幼なじみ4人組の前に好きなら好きとハッキリ伝えるライバル兄妹・和真(伊藤健太郎)と実花(桜田ひより)が現れた!果たして6人の恋と友情の行方は!?素直になれない幼なじみたちの“こじらせ”ラブを描いた映画『ういらぶ。』。
CinemaGeneでは3回にわたって『ういらぶ。』2ショットインタビューをお届け!トップバッターを飾るのは、凛と優羽の前に現れるライバル兄妹、兄・佐伯和真役の伊藤健太郎さんと、妹・佐伯実花役の桜田ひよりさん。
お互いの印象や、本作のテーマにちなんだ “脱・○○宣言”などを、たっぷり語っていただきました。いじったり、いじられたりな、仲良し兄妹トークをお楽しみください!
――それぞれが演じた役についての感想を教えてください!
桜田:自分は実花ちゃんとは正反対のタイプなので、演じていて楽しかったです。自分にはないコミュニケーション能力の高さを体験できました(笑)
伊藤:和真は敵意むき出しの凛くんに対して、冷静にサラッと受け流しているので、余裕のある男の子だなと思いました。でも、物語が進むにつれて凛くんにストレートに気持ちをぶつける場面も出てくるので、その変化が伝わりやすいように、それ以前のシーンではしっかり冷静さと余裕さを保つようにしていました。
――今回お二人は兄妹役を演じられましたが、お互いの第一印象はいかがでしたか?
伊藤:ひよりちゃんはかわいい!キャストの中で一番年下だったし、現場のみんなからかわいがられていましたね。
桜田:伊藤さんは…こわかったです(笑)
伊藤:やめなさい!(笑)でもよく言われるんです… 黙っていると顔がこわいのかな?
桜田:最初に見たときのオーラがすごくて、とりあえず2mくらい距離を保とうと思いました(笑)でも話してみたらすごく優しい方でした!
――打ち解けてからの印象の変化は?
伊藤:もうずっとかわいかったです!“和真”の妹なのに、途中から勝手に自分の妹みたいに思ってました(笑)実際に妹がいたらこんな感じなんだろうな~って。
桜田:伊藤さんは意外と照れ屋さんなんです!こういうお兄ちゃんがいたら、きっと私はたくさんいじってしまうと思います(笑)
伊藤:じゃあ、いじられようと思います(笑)
――実際に桜田さんはお兄さん、伊藤さんはお姉さんがいらっしゃいますが、それぞれどんな関係性ですか?
桜田:うちの兄はすごくツンデレなのですが、ツンが8割くらいで、私に対しての当たりが強いんです(笑)でも一緒にアニメを観たり、ゲームをしたり、仲良しなときもありますよ!
伊藤:僕は9歳上の姉がいて、よく一緒にごはんを食べに行ったり、すごく仲が良いです。もはや友達みたいな感じです。
――同年代のキャストが集まっていた本作ですが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
桜田:楽しかったです!撮影の合間にみんなで人狼ゲームやトランプをしたり、本当に和気あいあいとしていました。
伊藤:ワードウルフもしたね!楽しかった!
桜田:そういえば初めて人狼ゲームをしたとき、私が人狼になって、勝ったことがありました!でもそうしたら、次から最初に処刑する人を選ぶときに、伊藤さんが必ず私を選ぶようになって… 私はすぐに処刑されちゃうので、途中から全然楽しくなかったです(笑)
――伊藤さん、いじめてますね~(笑)
伊藤:最初にひよりちゃんが勝ったとき、お芝居がうますぎて、みんな「マジか!」ってビックリだったんですよ!その印象が強かったから、途中からひよりちゃんが何を言っても人狼にしか思えなくなってきちゃったんです(笑)
――和真と実花は好きなら好きとハッキリ伝える兄妹ですが、お二人はそのようなタイプの異性をどう思いますか?
伊藤:まったく意識していなかった人でも、「好き」って言われたら気になってしまうと思いますし、ずっとストレートに伝え続けてくれたらやっぱり嬉しいですよね。
桜田:分かりやすくていいですよね。人に好きになってもらうって、自分に自信も持てるようになって、すごく素敵なことだなと思います。