映画『逃げきれた夢』同郷・光石研&松重豊が北九州弁で共演!映画でも仲良しな二人が微笑ましい、本編映像解禁!

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映画『逃げきれた夢』は映画デビューから45年、日本の映画・ドラマ界を支える名優・光石研さんの12年ぶりの映画単独主演作となっており、自身の地元でもある北九州を舞台に、人生のターニングポイントを迎えた中年男・末永周平を演じます。


また、物語のカギを握る元教え子・平賀南には、総勢800人のオーディションを突破した北九州出身の吉本実憂さんが大抜擢。

主人公の妻・彰子を坂井真紀さん、娘・由真を工藤遥、さらに旧友・石田を光石本人とも気心の知れた仲松重豊が務めるなど、フレッシュな演技と熟練の技がぶつかり合います。


監督・脚本の二ノ宮隆太郎さんは俳優としての顔を持ちながらも、映画監督・瀬々敬久監督が審査員を務めた2019年フィルメックス新人監督賞グランプリで本作脚本が受賞したことをきっかけに興業映画デビューを飾りました。


また、第76回カンヌ国際映画祭では日本映画史上2作目のACID部門正式出品を果たしました。




光石研さんと松重豊さんが北九州弁でテンポ良く会話を繰り広げる本編映像が解禁!


映画『逃げきれた夢』光石研さんと松重豊さんが北九州弁でテンポ良く会話を繰り広げる本編映像!

今回解禁したのは実生活でも仲の良い光石研さんと松重豊さんが旧知の友役として北九州弁を交わすシーン。

映像は石田(松重豊さん)が周平(光石研さん)へ「珍しいのう、校長先生かぁ」と声を掛けるが、実際は定時制の教頭である周平の「校長ちゅねぇよバーカ」というツッコミを皮切りに軽快な北九州弁の会話がテンポ良く繰り広げられていきます。

本作脚本には石田が何度も口にする「しゃあしい(意味:うるさい)」を始め、リアルさを追求する二ノ宮監督のこだわりから、九州弁の分からない人にとっては聞き慣れない方言も多く登場します。


現場では北九州出身の光石さんに対して、神奈川県出身の二ノ宮監督から北九州弁の言い回しの相談も度々あったそうです。


また、松重さんとの共演について光石さんは

僕との関係性もあってこの映画に出てくださったと思うので、ものすごく感謝しています。

と同郷であり長年の役者仲間の心意気に頭が上がらない様子。

その気持ちへ答えるように松重さんは

光石さんが素敵に映らないとこの映画自体が成立しないと思いますし、光石研という世の映画スタッフ・キャスト、全ての人に愛されている人が光り輝くような映画になればいいなと思いながら撮影に参加しました。

と大好きな俳優・光石研への思いを語りました。



映画『逃げきれた夢』は 6月9日(金)より新宿武蔵野館、シアター・イメージフォーラムほかにて全国公開です。


【あらすじ】

北九州で定時制高校の教頭を務める末永周平。ある日、元教え子の南が働く定食屋で、周平は支払いをせず無言で立ち去ってしまう。

記憶が薄れていく症状によって、これまでのように生きられなくなってしまったようだ。

待てよ、「これまで」って、そんなに素晴らしい日々だったか? 妻の彰子との仲は冷え切り、一人娘の由真は、父親よりスマホ相手の方が楽しそうだ。旧友の石田との時間も、ちっとも大切にしていない。

「これから」のために、「これまで」を見つめ直していく周平だが――。


クレジット

▪監督/脚本:二ノ宮隆太郎

▪出演:光石研、吉本実憂、工藤遥、杏花、岡本麗、光石禎弘、坂井真紀、松重豊
▪製作総指揮:木下直哉 ▪プロデューサー:國實瑞惠、関友彦、鈴木徳至、谷川由希子
▪撮影:四宮秀俊 ▪照明:高井大樹 ▪録音:古谷正志 ▪美術:福島奈央花 ▪装飾:遠藤善人
▪衣装:宮本まさ江 ▪ヘアメイク:吉村英里 ▪編集:長瀬万里

▪音楽:曽我部恵一 助監督:平波亘 制作担当:飯塚香織
▪企画:鈍牛倶楽部 製▪作:木下グループ ▪配給:キノフィルムズ

▪制作プロダクション:コギトワークス


©2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ 映倫G DCP/カラー/スタンダード/モノラル/96分


▪公式サイト:nigekiretayume.jp ▪公式Instagram:@nigekiretayume