出典：http://chi-noji.blog.so-net.ne.jp/2005-06-02
予想もつかない結末って、ワクワクしませんか？今回は映画の最後に観客がひっくり返るような、どんでん返しのある映画を集めてみました！
どんでん返し映画といえばまずはコレ！『バタフライ・エフェクト』
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どんでん返し映画をご紹介するにあたって、この作品は外せません。7歳のエヴァン少年は、幼なじみのトミーとケイリーの兄妹、そしてレニーと遊んでいる時に、突然記憶の一部が飛ぶ現象に悩まされていました。備忘録として日記をつけ始めるエヴァン。やがて大学生になった彼はその日記を読み返すうちに時空を越えて、少年の頃の自分に立ち戻ってしまいます。抜け落ちた記憶を埋め直す取り組みを始めた途端、エヴァンと幼なじみたちのその後の人生が大きく狂い始めました。
大切な人を救うために、何度も過去へ戻るエヴァン。ラストまで精緻に伏線がちりばめられた一級品の作品です！
今日の小さな行動が明日の運命を変える！？それがバタフライ・エフェクト
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映画タイトルにもなっている「バタフライ・エフェクト」とは、「蝶が羽ばたくと地球の裏側で竜巻が起こる」＝「初期条件のわずかな違いが大きな結果を巻き起こす」というカオス理論の基礎です。今作ではエヴァンが過去に戻れるのは記憶喪失であった時間だけ。その縛りの中で、いかに未来を変える「蝶の羽ばたき」を起こせるかがキーとなります。
最後に主人公の下す決断は重いものがありますが、観客へのメッセージとも取れます。
どんでん返しのド定番？！『シックス・センス』
あまりに有名すぎて、もう知っているかもしれません。しかしこの作品、オチを知っていても、その伏線の巧妙さに酔いしれるほど精緻にできています。いったいどんな伏線がどこに張り巡らてあるのかを、確認しながら観るのもいいでしょう。小児精神科医マルコム・クロウは、診ていた患者から撃たれてリハビリ生活を送ることに。そして復帰した彼が最初に診ることになった患者は、8歳のコール少年。彼には「第6感」、つまり死者を見る能力がありました。超常現象に悩まされるマルコム博士は次第に事の真相に迫ります。
推理合戦をするのも面白い一作です。
あなたはこのシーンにある伏線に気づきますか？
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ブルース・ウィリス演じる精神科医とコールの母親が会話しているシーン。しかし、ここにも絶妙な伏線が隠されています。家具の配置、二人の目線。それ以上は言いません。ぜひこの映画、2度見てみてください！
手品師たちの仕掛ける最高のトリック『グランド・イリュージョン』
4人のスーパーイリュージョニストチーム“フォーホースメン”。彼らはラスベガスでショーをしながら遠く離れたパリの銀行から金を奪います。このことからFBIとインターポールから追われることになったホースメンですが、しかし彼らはさらにその上をいく！どうやって金を盗んだのか？彼らの目的はいったい何なのか？
謎が謎を呼ぶストーリーと緊迫感溢れるサスペンステイストが、最高の具合でミックスされた映画です。あなたはこのトリック、見破れますか？
彼ら抜きには語れない『オーシャンズ11』
どんでん返し作品で彼らを抜きにして語るのはナンセンスでしょう。『グランドイリュージョン』が手品師たちなら、こちらは犯罪ドリームチーム。秒単位でミスが許されない緻密な計画と大胆な手口が絶妙にミックスされた脚本は、いつ見てもスカッとします。ポップコーン片手に観れる手軽さも、この映画の魅力ですね。
そして誰もいなくなる？！『アイデンティティー』
嵐により一軒のモーテルに閉じこめられた11人。極限の状況下、おきまりのごとく一人、また一人と惨殺され始めます。残された誰もが疑心暗鬼になる中、彼らにある共通点があったことが判明。一方、時を同じくして死刑を直前に控えた猟奇殺人鬼の再審理が行われていました。その彼にも同じ共通点が。かくして二つの事件が一つに繋がった時、想像を絶する衝撃のラストになだれ込む！
一見無関係の2つの出来事を綺麗に結びつけてくれる映画。ラストシーンの衝撃は想像以上です。心臓に注意してご覧ください。
いかがでしたか？どんでん返しは観終わったあとに「やられた！」と思いつつも清々しい気持ちになるので、映画の醍醐味の一つと言えるのではないでしょうか。ぜひそんな気持ちを味わってみてくださいね！
