休日にまとめて観たい。上映時間3時間超えのスペクタクルムービー

レコメンド


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寒い日が続きます。こんな日の休日は、家でゆっくり映画鑑賞でもしたいですよね。今回はそんな休日にぴったりの、長編映画を4本ご紹介です!

息をのむ映像美と雄大な音楽に釘付け!『アラビアのロレンス』

実在のイギリス人冒険家T・E・ロレンスの生き様を描いた、超スペクタクル巨編。第一次大戦下、ドイツと手を組んだトルコの圧政に苦しめられるアラブの人々を救おうと、アラブの砂漠に魅せられたロレンスは独自のゲリラ部隊を指揮し、果敢に立ち向かいます。やがては「アラブの救世主」とまで呼ばれますが、イギリス上層部に利用されていたことが判明。そして人種の違いから味方であったはずのアラブ人もまた、ロレンスの元を去っていきます。

砂漠を駆ける姿はロレンスそのもの!ピーター・オトゥールの当たり役


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ロレンス役を演じたのはピーター・オトゥール。彼にとってロレンスは一世一代の当たり役となりました。また彼の他にも、オマー・シャリフ、アンソニー・クイン、アレック・ギネスら出演陣も豪華。映画に幾度となく出てくる砂漠の美しさと、真っ白いアラブの衣装をはためかせながら砂漠に立つロレンスの雄姿に圧倒されます。金髪、碧眼、アングロサクソン特有の細身で長身のピーター・オトゥールは、紛れもなくロレンスそのもの。ぜひ大画面で見てみてくださいね。

古代ローマ帝国とイエス・キリストの生涯を交差!『ベン・ハー』

ベン・ハー
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ローマ帝国支配時代のユダヤ人貴族ユダ・ベン・ハーの数奇な半生にイエス・キリストの生涯を交差させて描いた超巨編です。一度は濡れ衣から奴隷以下の罪人にまで落とされながら、ローマ市民権を勝ち取ったベン・ハー。そしてその生涯に幾度ととなく救いの手を差し伸べる不思議な男性=イエス・キリスト。古い映画ではありますが、一見の価値アリ!です。

圧巻の戦車競争シーンは必見!

ベン・ハー2
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罪人から戦車奴隷へ昇格したベン・ハー。彼は戦車競争の騎手として、連戦連勝を重ねます。戦車競争シーンはカメラワークが凄まじく、まるで実際に騎手になったかのような実感を覚えます。仇敵との競争シーンは特に力が入っており、競争シーンでお約束の戦車のぶつけ合いから騎乗でのムチのやりとりまで、手に汗握る展開です!

モーツァルトの死の真相!『アマデウス』

アマデウス
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誰もが知る天才作曲家モーツァルト。夭折してしまったその才能を惜しむ人々から、「モーツァルトは殺されたのでは?」という陰謀論がまことしやかに囁かれていました。この作品はモーツァルトと対をなす、もう一人の天才宮廷音楽家サリエリが、モーツァルトを殺害したことを悔いて自殺するシーンから始まります。

報われぬ秀才の妬みに戦慄

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神を敬い、慎ましやかな生活を送るサリエリ。それに対し、下品で猥雑なモーツァルト。対照的な二人に、しかし才能は後者に授けられました。三国志でいうところの周瑜と諸葛亮孔明といった具合でしょうか。何にとっても勝ち目のないモーツァルトに、次第にサリエリは強い憎しみを覚えるようになります。「ドン・ジョバンニ」「魔笛」「レクイエム」といったモーツァルトの代表作を巧みに取り入れながら、物語はクライマックスに突き進みます。

歴史に翻弄される男女を描いた歴史巨編『存在の耐えられない軽さ』

存在の耐えられない軽さ
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「プラハの春」を背景に3人の男女の人間関係を描いた歴史巨編です。1968年のプラハ。国内外に民主化の風が吹き荒れる中、有能なる脳外科医トマシュは自由奔放に女性と付き合い、人生を謳歌していました。そんな彼の生活が、出張先で立ち寄ったカフェでウェイトレスをしていたテレーザと出会ったことで一変。しかし「束縛しない関係」で付き合っていた画家サヴィーヌとも別れたくないトマシュ。こうして3人の奇妙な三角関係が出来上がります。超大作とも言われる小説を元にした映画。小説と合わせて、一度は鑑賞しておきたい一作です。

いかがでしたか?どれも3時間を上回る大巨編です。こうしてみると、歴史物が多いように思いますね。やはり歴史を描こうとすると、これくらいのボリュームが必要になってくるのでしょうか。適宜休憩しつつ、ぜひ一度見てみてくださいね!