CinemaGene(シネマジーン)

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来る仕事は拒まない!?俳優「山田孝之」の変幻自在な演技力

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出典:http://news.livedoor.com/

ドラマやCM、そして映画など、その姿をメディアで見かけない日はないと言ってもいいほどの人気を誇る山田孝之。様々な役柄をこなす変幻自在の演技力で、老若男女を問わず高い人気を得ています。
今回は、中でも評価の高い5作品をピックアップしてご紹介します。

兄の罪の対価全てを、弟は背負うべきか?劇中のセリフも話題に『手紙』

両親を早くに亡くし、二人で懸命に生きてきた兄・剛志と弟・直紀の兄弟。兄は弟の大学進学費用欲しさに、空き巣に入った家で帰宅した住人である初老の女性と鉢合わせした結果、強盗殺人を犯してしまいます。逮捕後の裁判で無期懲役の判決が下され、千葉刑務所へ服役することとなった兄は、孤独となった直紀を案じて、毎月獄中から手紙を送り続けます。
しかし恋愛や就職など、人生のあらゆる転機において兄の犯した犯罪が影を落とし、直紀はその度に苦悩し、絶望します。数年後、結婚して家庭を持った直紀でしたが自身の娘にもその影響が及び、ついに剛志に「兄弟の縁を切りたい」と絶縁の手紙を送り…。

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出典:http://laughy.jp/

原作は第129回直木賞候補作にもなった同名の小説です。
犯罪(殺人)加害者と被害者。そして家族を含む周りの人たちはどうあるべきか?この難しいテーマを軸に、家族愛と兄弟愛の狭間で苦悩する弟・直紀。映画版と一部設定が異なるものの、感動のクライマックスが話題となり、映画化に合わせて発売された文庫版は1ヶ月でミリオンセラーを達成しました。

「事実は小説よりも奇なり」を地でゆく衝撃のノンフィクション『凶悪』

ある日、スクープ雑誌「明潮24」編集部に一通の手紙が届きます。差出人は東京拘置所に収監されている死刑囚「須藤」。記者である「藤井」は、上司の指示で取材のため須藤と面会します。そこで須藤が語った内容は驚くべきものでした。まだ誰にも話していない余罪があり、3人を殺害したこと、そしてその全てを指示した「先生」と呼ばれる首謀者の存在です。
にわかには信じがたい告発に半信半疑だった藤井でしたが、須藤が語る内容に信憑性を感じ始めると上司命令や家庭の問題も無視して、単身で捜査を進めてゆきます。そして突き止めたあまりにも衝撃的な事件の真相に藤井、そして世間は震撼します。

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出典:http://news.ameba.jp/

1999年から2000年にかけて茨城県で発生した、通称「上申書殺人事件」を題材とするノンフィクション小説「凶悪 -ある死刑囚の告発-」が原作。雑誌記者が事件の真相を暴き、首謀者逮捕までを描いた本作は、内容の特異性から高い注目を集めました。PG15指定作品。

社会の暗部を描く人気のコミックを完全実写化『闇金ウシジマくん』

トゴ(10日5割)という暴利で融資する闇金融(ヤミキン)「カウカウファイナンス」の経営者・丑嶋馨。20代と思しき風貌ながら、卓越した頭脳と冷静な判断力で裏社会を渡り歩いてきた歴戦のアウトローです。荒んだ少年時代を過ごした経験から、人生哲学は「世の中は奪い合い、俺は奪る方を選ぶ」こと。
実際に腕っ節も強く、その強面なイメージから、同業者そして裏社会の人間たちからも一目置かれる存在です。そんな丑嶋から、あるイベントサークルの代表を務める男が金をだまし取ろうとするのですが、事態は思わぬ方向へと発展してゆき…。

闇金融業者の日常を描き、話題となったドラマの劇場版である本作。原作と同様に、当時の世相を反映した内容を題材とすることが多く、本作ではイベントサークルと出会いカフェを軸に、金銭問題に翻弄される人間ドラマが展開されます。2014年には続編が公開されました。PG12指定。

一大ブームを巻き起こし、海外でも上映『電車男』

彼女いない暦=年齢のさえないオタク青年は、ある日、帰宅途中の電車内で酔った中年男性に絡まれ困っている女性を助けます。その後、女性から助けてくれたお礼にと、エルメスのティーカップが送られて来ます。しかしオタクを自任し、女性に対する免疫を全く持たない彼はどうすれば良いのか分からず、2ちゃんねるの独身男性板(毒男板)に書き込むことで、ネット住人にアドバイスを求めたところ、事態は思わぬ方向へと発展してゆき…。

2ちゃんねるに実際に書き込まれ、リアルタイムで進行してゆく物語は口コミを中心に話題となり、多くのメディアで紹介されました。一見ありふれた恋愛エピソードを、見ず知らずの他人同士がインターネットを介して懸命に応援する模様が共感を呼び、本作以外にもドラマ化や書籍化も実現、消費者がネット上で共同で生み出すコンテンツという新たな方向性を示しました。

同名のベストセラー小説を原作とする青春コメディ『鴨川ホルモー』

二浪の末、晴れて京都大学へ入学を果たした安倍明は、5月にして早くも燃え尽き症候群のような状態に陥っていました。友人の高村とともに伝統行事・葵祭のエキストラ(アルバイト)として参加した帰り道、2人は三回生のスガと名乗る男から「京大青竜会」というサークルの勧誘を受けます。新歓コンパにだけ参加するつもりで出席した安倍は、その席で出会った「早良京子」に一目惚れしてしまいます。そして彼女に近づきたいという理由から高村を誘って入会するのでした。そもそも「ホルモー」とは一体なんなのか?

同名のベストセラー小説を原作とする青春コメディは、オール京都ロケと最先端VFXの組み合わせでオカルト要素を軸にした物語を展開。「ゲロンチョリー(潰せ)」をはじめとするオニ語など、独特の世界観を作り出し、海外メディアからの注目も集めました。

山田孝之の魅力、それは様々な人物を違和感なく演じ分ける「徹底した役づくり」にあるのではないでしょうか。今回紹介しただけでもヒューマンドラマ、コメディ、ラブストーリーと、それぞれの分野で非凡な才能を発揮しており、主演作品はいずれも高い評価を受けています。
今年もすでに『信長協奏曲』で羽柴秀吉役を務め、4月29日公開『テラフォーマーズ』にも出演している山田孝之。
主演以外でもマルチプレイヤーとして様々な作品に出演している彼ですが、今年はどんな一面を見せてくれるのか非常に楽しみですね。

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