「告白」など、独特の文体表現とユーモアのあるストーリー展開が魅力の小説家・町田康

「告白」など、独特の文体表現とユーモアのあるストーリー展開が魅力の小説家・町田康 レコメンド


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町田康の小説は、独特の文体表現やユーモアであふれています。上方落語やパンク・ロックの精神により確立されたそのスタイルで、芥川賞受賞も経験した、小説家・町田康の真骨頂とも言える作品を紹介いたします。

笑いがぎゅっと詰まった処女作「くっすん大黒」

くっすん大黒
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筒井康隆に絶賛されたことで注目を集めた、町田康の処女作です。定職にはつかず酒浸りの日々を送る男が部屋で大黒様を見つけ、どうにか捨ててやろうと決心する主人公。しかしなかなか捨てることができず、様々な騒動に巻き込まれていきます。
関西弁の軽妙な語り口や、個性的なキャラクターたちの掛け合いは、まるで漫才のよう。短い中にぎゅっと笑いが詰まった小説です。

ジェットコースターのような文章表現「屈辱ポンチ」

屈辱ポンチ
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うだつのあがらないミュージシャンの「自分」は、友人に頼まれてある男に復讐をすることになります。帆一とともに思いつく限りのいたずらを仕掛けますが、どれもなぜかうまくいきません。
ロックミュージシャンでもある町田康の、奇抜な文章表現を楽しめるのが「屈辱ポンチ」です。まるでジェットコースターのように繰り広げられるストーリー展開は、ページをめくる手を止めさせません。

選評でも評価の割れた芥川賞受賞作品「きれぎれ」

CinemaGene