――山本さんはいかがですか?
山本:今回タカシ役を演じたことは、新たな自信に繋がりました。自分自身の成長に気づくのはなかなか難しいですが、一つの作品を通して役と向き合い、最後まで演じきることで、毎回少しずつ成長できているんじゃないかな。特に今回は、ほぼ1か月間ずっと北海道にいましたし、キャストやスタッフのみなさんと一緒にいる時間も長かったので、いつにも増して役と向き合えた気がします。
――なんとなく撮影以外の場面でも、役に入り込んでいるような感覚だったのでしょうか?
山本:そうですね。安井くんも話していたように(【道中編】)、撮影とオフの境目があまりなかたので、いつの間にかカメラが回っていた、みたいなことも多かったです。自ら意識して切り替えるというよりも、気がついたらスイッチが入っているような感覚でした。
――森田さんはいかがでしょう?
森田:とにかくいろんなことが成長できたと思います。まず1か月間も家に帰らずに撮影をした経験が今までなかったので。
安井:なんか家出息子みたい(笑)
一同:(笑)
森田:ロードムービーということで、旅を通して変化していく4人の関係性だったり、レンチや月子、タカシに対する思いなどを自分なりに考えながら、キノブーを演じました。
――3ニートの中で一番月子と向き合うのもキノブーですもんね。
森田:そうですね。自分が考えたことを芝居に落とし込んでいって、それに対して灯さんたちが応えてくれる、そのやり取りが純粋に楽しかったです。こうやって思えるようになったことは、自分が成長できた証なのかなと思います。
――安井さん、山本さん、森田さん、素敵なお話をたくさんありがとうございました!
“3ニートーク”と題して3回にわたってお届けしてきたインタビューも、今回の【終着編】をもって無事に完走。本作を通して、俳優としてたくましく成長した3人が描く、“変化すること”への葛藤。彼らが魅せる眼差しや表情、そしてセリフの一つ一つに込められた熱い想いを、劇場で存分に感じてみてはいかがでしょうか?映画『ニート・ニート・ニート』は11月23日(祝・金)公開です。
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