「この7人でよかった」一同、感謝の思いを伝え合う!映画『チア男子!!』初日舞台挨拶レポート

イベントレポート

――小平さんはいかがですか?

小平「結構みんなのお洋服にすごくこだわりがあって、着ている服にそれぞれのキャラクターの個性が出ているというか。トンちゃんも時間が経つにつれて雰囲気が変わったりするんですよ。なかなか気づかないと思うので観てほしいのと、前半のこれからチアを頑張っていこうっていうときのわちゃわちゃと楽しい感じが僕はすごい好きで、“また1つできるようになった”って楽しそうなところを、楽しんでいただけたらと思います。」

横浜「チアをみんなでやっているところとか、喜んでいるところとかは、セリフはあるんですけど、ほとんどアドリブに近いというか。3ヶ月間の練習期間を経てできあがった関係性のままできたんじゃないかなって。」

風間監督「自由芝居が結構多かったので、練習期間でできあがっている関係性があったからこそ描けたシーンもたくさんあって、演技と言えど嘘はないというか。本当にみんなで盛り上がった撮影だったなと思います。」

――中尾さんはいかがでしょうか?

中尾「イチローが今言ったんですけど、ワンカットのシーンがあるんですね?そこでこれから出会う人たちが全員出てくるんですけど…」

瀬戸「まさかそれを言おうとしてる!?言っちゃうの!?(笑)」

中尾「ここで言いたくて、俺は!みんながね、1人ずつ出てきて、俺は最後に出てくるの。でも映画観たら、いねぇの!切られてます!(笑)ずっとワンカットでわぁーっと撮ってて、俺は最後に出てくるから絶対に失敗できないと思ってやっていたんですけど、ばっさり切られてました(笑)」

瀬戸「ずっと言ってたもんね(笑)」

中尾「一生言ってた(笑)」

横浜「でもそのあとすぐカズのシーンだからね!」

中尾「もちろん納得したんですけど、利樹と横で試写観てて爆笑してたよね(笑)」

瀬戸「いない!いない!って(笑)」

中尾「そこは見どころですね!」

風間監督「何も言えないっね(笑)」

――そして浅香さん。浅香さんにとって『チア男子!!』はどんな作品になりましたか?

浅香「この作品は本当にみんなが頑張ったんですよ。僕は少しだけ年齢が上なんですけど、そんなことは関係なく、気にならず、一丸となって作品に取り組めたと思います。このメンバーであったからこそだし、中尾暢樹がいて、横浜流星がいてくれて、本当に心からよかったです。今日初日ということで、昨日いろいろ過去のことを思い出して、流星にLINEしたりして。流星とは特に話す機会が多かったので、いろいろ思い返して、彼は本当に責任感が強い、真面目で熱い男なんですけど、それを普段はあまり表に出さないんです。3ヶ月の練習の間、チアの技術面に関して焦りや不安もあったと思うし、役柄的にも大きな技を決めないといけないし、主演というプレッシャーもすごく大きなものがあったと思います。満身創痍の中、チアの技を完成させて、いざ撮影の直前にケガというアクシデントがあって。そのとき一時撮影が中断になったわけですけど、悔しさで涙を浮かべている流星の姿は忘れもしません。それでも彼は、どうしても自分の力でやりきりたいと願って、ケガしたパンパンの手をかばいながら、痛みのある中、自分の力だけでやりきった姿は本当にかっこよかったですし、さすがだなと。本当によく頑張ったと思います。こんなに達成感を味わえることって普段はなかなかないから大切にしたいと思うし、この作品は自分の熱い思いが入った作品になりました。『チア男子!!』は特別な仲間に出会えた作品です。本当にありがとう。このメンバーを引っ張ってくれて感謝してます。」

横浜「嬉しいです。こちらこそ本当にありがとうございます。浅香さんの存在は僕だけじゃなく、みんなにとって心強い存在というか。僕たちは若いからちょっとだらけてしまうようなところも、浅香さんが喝を入れてくださって助かりました。」

浅香「いやぁ、なんか真面目な話になっちゃいましたが、ありがとう!」

――横浜さんは結構ギリギリの状態で撮影していたというね。

横浜「あのときはやっぱりやばいと思いましたし、何よりもみんなに迷惑をかけてしまったというのがあって。次の日が撮影だったのですが、何としてでもみんなが一生懸命頑張ってきたことを無駄にはしたくなかったので、やりきれてよかったです。でも絶対に無理だというケガではなかったので、そこだけは神様にありがとうと言いたいです。」