――瀬戸さんは撮影の日々、プロモーションの日々を振り返ってみていかがでしょうか?
瀬戸「みんなで泊まり込みで横になって寝たりもしたし、一緒の風呂も入ったし、それくらい映画では青春を味わせてもらったなと感じますね。あとは謎に撮影中にラップが流行った印象があります(笑)」
岩谷「懐かしくね!?懐っ!」
瀬戸「みんなでやってたよね?」
中尾「俺は流星!可能性!みたいな(笑)」
――今のは完全に横浜さんへの振りですよね?(笑)
横浜「俺は流星!彗星のごとく現れた流星!今日の空は快晴!」
瀬戸「…もう一個!」
横浜「…みんなに『チア男子!!』観てもらいたいぜ~!(笑)」
瀬戸「こんな感じでやってましたね(笑)」
横浜「もっと違うことなかったの!?」
瀬戸「違うこと?だって本当にくだらないことしかしてなかったじゃん!なので、これが俺の中で言える精一杯です(笑)」
――岩谷さんはどうですか?
岩谷「クランクインまでに3ヶ月みっちりチアを学ぶ練習期間があったんですけど、練習終わりにみんなでごはんに行って、本当に他愛もない話をしながら、どんどん絆が深まっていって。僕はダンスをやっていたんですけど、1人でやることが多くて、部活みたいなのはしたことがなかったんです。部活したらこういう感じなんだろうなとか、いろいろと疑似体験できて、絆もめちゃくちゃ深まりました。僕は初めて映像のお芝居に挑戦させていただいて、至らないところだらけだったと思うんですけど、みなさんがいろいろ教えてくれたり、流星は高校の同級生だったので、クランクインする前から頼ってたりしていました。このメンバーでできて、そして僕が最初に出る作品が『チア男子!!』でよかったなと思います。」
横浜「僕らが最初を奪ったってことなんですよ。」
岩谷「ヴァージン奪われちゃった~!(笑)」
――横浜さんは振り返ってみていかがですか?
横浜「自分も翔吾の経験と重なるんですけど、僕は青春時代を空手に捧げてきたので、なかなか周りの人たちと一緒に何かを頑張るっていうのはなかったんです。けど、やっぱりこの作品を通して、男だけで部活のように一緒に何かに向かっていくことで、団体競技の素晴らしさと仲間がいることの心強さを改めて感じました。あと、これは撮影が終わってから知ったことなんですけど『チア男子!!』は何度も実写化を試みようとしたけど、なかなか実現できなかったそうで、それをこのメンバーで実現できたということは、自分にとってすごくプラスにも自信にもなりました。だからこそ最後のチアリーディングのパフォーマンスの部分は、みなさんに観ていただいて、心に響いてくれたらいいなと思っています。」
――私も観させていただきましたが、最後は泣きました…!お客様にはこのあと映画をご覧いただきますが、ぜひ観てほしいポイントを伺えればと思います。
菅原「僕は弦とのキスシーンと…」
一同「いやいやいや!」
岩谷「ちょっと待って!してない!(笑)」
菅原「あれ、してない?しそうになった?」
中尾「プライベートの話?(笑)」
菅原「ごめんごめん(笑)7人がチアをするまでが乗り越えた壁とか苦労を、1人ずつちゃんと描いているので、そこを観てほしいのと、冒頭のハルから始まるワンカットのシーンがあるんですよ。みんなが画面のいろんなところから出てくるシーンがあって、そこから映画が始まるというか、お客さんも吸い込まれるんじゃないかと思うので観てほしいです。」
――キスシーンがあるかは、このあと確認していただくということで(笑)
岩谷「最初に言っておきます!ないです!(笑)」