意外と多い!?兄弟姉妹で創作している漫画家

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岸本兄弟
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漫画家の中には、兄弟姉妹で漫画を書いている方が意外と多いのをご存知でしょうか?二人で一つの作品を書かれている方もいれば、別々に活動されている方々もおられます。
数多い該当者の中から、著名な作品を残されている方々に絞って、5組をご紹介します。

”モンキー・パンチ”こと加藤一彦(弟)・加藤輝彦(兄)

モンキーパンチ
出典:http://www.officiallyjd.com/
モンキー・パンチ(加藤一彦)

闇将軍の声
出典:http://www.kudan.jp/
弟、加藤輝彦の初期単行本「闇将軍の声」、眉毛がルパンっぽい?

「ルパン三世」でおなじみのモンキー・パンチ(加藤一彦)。以前は弟、加藤輝彦との共同ペンネームで、ストーリーと人物を兄、バックを弟が分担して担当していましたが、現在では兄の一彦氏のみを指す事が多いようです。名付け親は、「ルパン三世」が初めて連載された雑誌「漫画アクション」の編集長だった清水文人氏(故人)。清水氏から会社(双葉社)に呼び出され、行ってみると、黒板に「モンキー・パンチ」と書かれており、激しく抵抗したのですが、結局上下関係によって押し切られたとか。
弟の輝彦氏の作品は、現在ではなかなかお目にかかれませんが、昭和30年代後半の作品「闇将軍の声」などの作品が、オークションで高値で取引されています。

「ルパン三世」最新作とスピンオフ作品。

イタリアンゲーム
出典:http://www.excite.co.jp/
「ルパン三世・イタリアンゲーム」より

峰不二子という女
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スピンオフ作品「峰不二子という女」

不朽の名作「ルパン三世」は、2014年に小栗旬主演で実写映画化。TVシリーズとしては30年ぶりの新シリーズが昨年10月に放送を開始し、ブーム再燃の兆しを見せています。今回の舞台はイタリア・サンマリノ。8月にはイタリアで先行放送され、海外でもその人気は健在です。年明けには2時間スペシャルの新作「ルパン三世・イタリアンゲーム」も放映されました。
さらに、2014年にはルパンのスピンオフ作品「峰不二子という女」を制作。日本テレビで放映され、特に男性ファンに好評だったとか。
初連載以来50年近くたった今も変わらぬ人気を誇り、進化し続ける怪物アニメ「ルパン三世」。今後の展開にも注目です。