「センゴク」など、戦国時代を舞台にした傑作マンガ5選

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日本史で一番人気のある時代といえば、やはり戦国時代ですよね。主君のために、野望のために、知略を巡らし、武力で争う生き様は胸が熱くなります。そんな戦国時代を描いた漫画をご紹介いたします。

前田慶次の生き様を描いた「花の慶次 -雲のかなたに-」


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戦国時代。「傾奇者(かぶきもの)」と呼ばれる前田慶次という男がいました。滝川一益の従兄弟の滝川益氏の実子にして、前田利家の兄・前田利久の養子。織田家に仕える武士の中核の出でありながら、不遇な境遇に身を置かれていました。彼は、枠組みやしがらみにとらわれず、戦国の世を自由に愉しみながら生きていきます…。

隆慶一郎先生の時代小説「一夢庵風流記」を原作に、「北斗の拳」の原哲夫先生が漫画化した作品です。今となってはゲームやパチンコなど、様々なものに取り上げられて人気の武将となっていますが、彼の知名度を上げたのは、まさにこの小説・漫画のおかげです。これを読まずして前田慶次は語れませんよ!

皆が思い描く織田信長がここに!「信長」


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「尾張国のうつけ」として知られる織田信長。永禄3年、桶狭間の戦いで駿河国の今川義元を打ち倒したことにより、華々しく歴史の表舞台に躍り出ます。尾張を統一した信長は、強豪の敵対勢力と死闘を繰り広げながら、戦国天下で圧倒的な存在感を示していきます。

日本史上で、最も有名な戦国大名・織田信長の生涯を、史実に忠実に描いた作品です。織田信長を描いた漫画のなかで最高傑作との呼び声も高い作品です。

島津四兄弟を描いた「島津戦記」


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名門・島津氏は、戦国時代に入ると衰退の一途を辿っていました。しかし、知勇兼備の将として名高い、戦国最強の名将・島津四兄弟の義久、義弘、歳久、家久により、厄介な敵を蹴散らし島津家の旧領地である三州を平定。機略と勇猛を併せ持つ独自の戦法を駆使し、ついに九州の覇者になろうとする彼らに、新たな脅威が迫ってくる南九州の辺境にありながら、戦国時代から幕末にかけて明治維新の核ともなった島津家。
歴史の分岐点には“島津あり”と言われるほどの彼らの生き様は、戦国時代ファンには必見の物語です!

新しい切り口で戦国時代を描いた「へうげもの」


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群雄割拠、下剋上の戦国時代。各地で合戦が行われている一方で、様々な文化・芸術が花を咲かせていました。そして、そこに、立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた男がいました。あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。その男の名は古田織部――。
戦国時代を舞台にした作品には、合戦などの戦や武将を中心にしたものがほとんどですが、本作は茶道や茶器、美術や建築など、戦国時代に花開いた文化や芸術にスポットを当てています。コミカルな描写が多く、時代の動きや戦国武将も登場するので、歴史ファンも芸術ファンもコメディファンも楽しめる作品です。

主人公の目を通して戦国時代を体験できる「センゴク」


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戦国時代。美濃・斎藤家の家臣だった仙石権兵衛秀久は、落城寸前の稲葉山城にいました。敵は織田信長。陥落していく城の中で、恐怖に震えながらも、幼なじみの侍女・お蝶との約束を守るために、城から決死の脱出をはかります――。捕えられたセンゴクは、部下として織田家中に迎え入れられることに。そこで待っていたのは、合戦に明け暮れる過酷な日々でした…。
ほとんど無名に近い人物を主人公として描いている斬新な作品です。才能のあるスーパーヒーローではないセンゴクの、戦国時代での生き様が描かれており、第2部・第3部とシリーズが続いていくので、どんどん続きが気になること間違いなしです!

戦国時代の作品は、実在の人物が出てくるので、結果はわかっていても、続きが気になってしまう…それが漫画の面白いところですよね。彼らの生き様を感じ、歴史に触れて、時代の流れに心を馳せてみるのはいかがでしょうか。