CinemaGene(シネマジーン)

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実在のロックバンドやメンバーが出演している映画を集めてみた。

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出典:http://harmonic.jp.net/2375

近年、ミュージシャンが俳優として起用され、思わぬ才能を発揮して高い評価を受ける事も多くなっています。ロックバンドのメンバーなど、ミュージシャンが好演を見せている作品を5本ご紹介します。

文化祭でのステージを目指す女子高生バンドの物語『リンダ リンダ リンダ』

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出典:http://blogs.yahoo.co.jp/

高校生活最後の文化祭を目指して、響子(前田亜季)・恵(香椎由宇)・望(関根史織)ら5人の女子高生はガールズバンドを結成し、必死に練習を重ねていました。ところが本番3日前にギター担当が指を骨折、それにブチ切れたボーカルもバンドを去り、途方にくれる3人。でも彼女達は諦めずにボーカル探しを始めます。そして紆余曲折の末に見つけた韓国人留学生・ソン(ペ・ドゥナ)をボーカルに迎え、ブルーハーツのコピー曲で文化祭を目指し猛練習を開始します…。
元々この映画の企画にあまり乗り気でなかった山下敦弘監督が、自らがファンだったペ・ドゥナにダメ元でオファーを出したところ、たまたま山下監督の作品『リアリズムの宿』のファンだった事もあり出演が決まったそうです。いくつかの幸運が重なって決まったペ・ドゥナの起用ですが、彼女の素晴らしい演技がこの作品をよりグレードアップしたと言えるでしょう。元々XJAPANの大ファンで、歌詞を理解する為に独学で日本語を勉強していた事もあり、ほとんどNGも出さなかったようです。特にラストの文化祭のシーンで、完璧な日本語でブルーハーツの曲を歌い上げる姿は圧巻です。

『リンダ リンダ リンダ』のガールズバンドがCDデビュー!

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出典:http://f.hatena.ne.jp/
「We are PARANMAUM」 CDジャケット

『リンダ リンダ リンダ』の劇中ガールズバンドが「PARANMAUM(パーランマウム)」というバンド名でCDデビューをしました。「パーマンラウム」とは、韓国語で「青い心」即ち「ブルーハーツ」を意味します。
最初で最後のアルバム「We are PARANMAUM」は、「リンダリンダ」など、ブルーハーツのカバー曲はもちろん、名作詞家・松本隆などの提供によるオリジナル曲も収録された本格的な作品です。映画を見終ってからアルバムを聴くと、決して上手くはないけれど、とてもキュートなペ・ドゥナの歌声や、少し未熟なバックの演奏にも、彼女達の一生懸命さが伝わってきて、感動間違いなしです。(カバー曲のみ彼女達が実際に楽器を演奏)

『リンダ リンダ リンダ』でベース担当の関根史織は女優じゃなかった?

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出典:http://mfound.jp/
Base Ball Bearの4人(女性が関根史織)

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出典:http://the-rankers.com/
兄・甲本ヒロト(左)と弟・甲本雅裕

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出典:http://matsukenjoho.blog.fc2.com/
ブレイク前の松山ケンイチも出演

『リンダ リンダ リンダ』の劇中のバンドでベース担当・望を演じていた関根史織は女優ではなく、当時ロックバンド「Base Ball Bear」のベーシストとして既にインディーズデビューしていました。映画公開から5年後の2010年には、日本武道館公演も成功させています。
また、女子高の軽音楽部顧問を演じている甲本雅裕は、元ブルーハーツの甲本ヒロトの弟で、その縁から今回の出演が決まったとか。以前には弟の出演するCMを兄のバンド「THE HIGH-LOWS」が担当するなど、良い関係が続いているようです。
また、ブレイク前の松山ケンイチも端役で出演しています!

黒猫チェルシー・渡辺大知の俳優デビュー作『色即ぜねれいしょん』

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出典:http://yozik.blog.so-net.ne.jp/
出演者(左から臼田あさ美/峯田和伸(銀杏BOYZ)/渡辺大知(黒猫チェルシー)/
岸田繁(くるり)/リリー・フランキー/堀ちえみ)

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出典:http://www.hotexpress.co.jp/
「黒猫チェルシー」の4人。(左から2番目が渡辺大知)

舞台は1974年。京都の仏教系男子校に通う文科系高校生、乾純(渡辺大知)。彼はボブ・ディランに憧れ、本当はロックな生き方をしたい!と思いつつ、ヤンキーや体育会系男子が幅を利かせる学校では肩身が狭く、悶々とした日々を過ごしていました。ある日同じ文科系男子の2人から隠岐島の旅へと誘われ、ギター片手にロッカー気分で隠岐島へ向かいます。島では思いもよらなかった出会い、恋、別れを経験し、成長をとげていく純…。
2003年『アイデン&ティティ』で高い評価を得た「みうらじゅん原作・田口トモロヲ監督」が再びタッグを結成したこの作品、何といっても注目は主演の渡辺大知です。田口監督が「バンドをやってる高校生」を主演候補として探していたところ、当時既にロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルとして活動していた彼の映像を見て、すぐ彼の事務所へ連絡し、オーディション参加を打診したとのこと。突然の俳優オーディションに「そんなバカな」と思ったそうですが、結局約2000人参加のオーディションを突破。主役の座を勝ち取っただけでなく、この作品で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年では「まれ」でNHK朝ドラ2度目の出演を果たすなど、俳優としての評価も高まっています。
また、この作品には渡辺と同じくミュージシャンの峯田和伸(銀杏BOYZ)と岸田繁(くるり)が出演している事も話題になり、峯田は前述の『アイデン&ティティ』に続いてのみうら&田口コンビ作品出演となりました。

渡辺大知がついに監督に挑戦!『モーターズ』

2015年、渡辺大知が初めて監督に挑戦した作品『モーターズ』が公開されました。この作品は、彼が通っていた東京造形芸術大学の卒業制作として作られ、若手監督の登竜門「PFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード2014」で審査員特別賞を受賞、満を持しての公開となりました。ミュージシャン、俳優だけでなく、監督としても才能を見せ始めた渡辺大知の今後に注目です。

「RADWIMPS」野田洋次郎の映画初出演にして主演作『トイレのピエタ』

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出典:http://xoomclips.com/
『トイレのピエタ』主演の野田洋次郎(RADWIMPS)と杉咲花

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出典:http://matome.naver.jp/
RADWIMPSの4人(一番右が野田洋次郎)

この映画のテーマは、「生きるということは?命とは?人生とは何か?」という事でしょうか。監督の松永大司氏の言葉「この作品は、感想を友人や家族の方達にシェアしてもらうことで完成するのです。」その通り、斬新なタイトルとは裏腹に、見終った後に様々な想いが去来し、側にいる人と語り合いたくなる。そんなシリアスな作品です。
画家になる夢を持ちながら、窓拭きのバイトで平凡な毎日を過ごす宏(野田洋次郎)は、突然病に倒れ、余命3ヶ月を宣告されます。自暴自棄になりながらも、偶然出会った女子高生、真衣(杉咲花)の奔放な性格に徐々に惹かれていく。そして迎えた、人生最期の夏…。
主演には、これが映画初出演となる野田洋次郎。彼は人気ロックバンド「RADWIMPS」でボーカルを務め、昨年は10周年記念ライブとして初の対バンツアーを敢行。ファイナルでは超大物Mr.Childrenとコラボするなど、今乗りに乗っています。
バンドの全楽曲の作詞作曲を担当する野田は、雑誌の企画でインドを旅した際に「死生観」を感じ、以来その影響が詞に見られる楽曲が多くなってきていますが、実はこの「死生観」が松永監督の琴線に触れ、この映画のテーマに重なるという事から主演抜擢を決めたそうです。監督の思惑通り、あまりにも自然な演技が役にピッタリハマっており、日本アカデミー賞・新人俳優賞も受賞。その演技は高い評価を受けました。

抱腹絶倒のミュージカルホラー!『カタクリ家の幸福』

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出典:http://www.geocities.co.jp/

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出典:http://blogs.yahoo.co.jp/
詐欺師「リチャード佐川」を演じた忌野清志郎

鬼才、三池崇史監督が、韓国のコミック・ホラー映画『クワイエット・ファミリー』を何故かミュージカル調にリメイクした抱腹絶倒のミュージカル・コメディ(ホラー?)映画です。
ストーリーはとにかくハチャメチャ。長年真面目に務めていた会社をいきなりリストラされた主人公、片栗正男(沢田研二)は、一念発起して家族でペンション経営を始めます。ところが「もうすぐ大きな道路ができるから!」という友人の言葉を信じてペンションを建てたにもかかわず、全くその気配はなく閑古鳥の鳴く毎日。ようやく訪れた最初のお客は翌朝死体で発見され、風評被害を恐れた一家は裏山に死体を埋めてしまいます。しかしその後も次々と宿泊客の不可解な死が続いていき…。
沢田研二・松坂慶子など、往年のビッグスター達が歌いまくり、昔の自分のパロディなどにも果敢にチャレンジする姿は、それだけでも一見の価値があります。加えて全編不条理ギャグのオンパレード。しかも破天荒ともいえる出演者たちの壊れっぷりに、何も考えず大笑いできる作品です。
この作品には、RCサクセションで一時代を築いた”KING OF ROCK”忌野清志郎が、詐欺師「リチャード佐川」役で出演しています。”イギリス国王の血を引く米国軍人”という変わった設定で、カタコトの日本語と彼独特のシュールな演技が相まって、怪しさ満点の詐欺師が出来上がっています。もちろん歌唱シーンもあり、さすがの歌声を聞かせてくれます。

ネット社会の怖ろしさをリアルに描いた作品『白ゆき姫殺人事件』

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出典:http://rarihou.oops.jp/wp/?p=2390

最後は、ロックバンドではないのですが、超人気のクラシックユニットが出演している映画『白ゆき姫殺人事件』をご紹介します。
化粧品会社の美人OL・典子(菜々緒)が殺害され、事件当日から失踪した典子の同僚、城野美姫(井上真央)が容疑者として浮上。ワイドショーのディレクター赤星(綾野剛)は、美姫の家族・知人などに取材を重ねながら、その内容を自身のツイッターでネットへ流し始めます。
情報はネットを中心に善悪関係なく拡散し、際限なく広がり、美姫の虚像を造り上げていきます…。
原作は湊かなえの同名小説ですが、映画ならではの演出や、小説にはないラストは、原作者も「その方が面白い!」と大満足だったようです。また、井上真央の演技には、監督の中村義洋氏も舌を巻いたそうで、証言者のイメージに合わせた美姫の演じ分けなど、彼女自身の細かな演技プランに「僕が間違えていたね」と謝る事も多かったとか。
原作を読まれた方でも、必ず新たな発見や驚きがあります!絶対オススメの一本です。

『白ゆき姫殺人事件』から飛び出したヴァイオリンデュオ「芹沢ブラザーズ」。

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出典:http://cinetri.jp/
「芹沢ブラザーズ」こと「TSUKEMEN」
左からTAIRIKU(Vn.)・SUGURU(Pf.)・KENTA(Vn.)

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出典:http://xn--gmqq4c6jh6ro2fqelgq40s2dw08bx4c.com/
TAIRIKU(佐田大陸)と、父・さだまさし

『白ゆき姫殺人事件』で容疑者となる城野美姫が心の支えにしていたのが、ヴァイオリン・デュオ「芹沢ブラザーズ」です。作品の中でも重要なこの役を演じているのが、バイオリンデュオ+ピアノの男性3人組クラシックユニット「TSUKEMEN」です。原作者の湊かなえが彼らのファンだった事から出演が実現しました。
彼らは、2010年メジャーデビュー以来、全アルバムがビルボードJAPANのクラシックチャートで1位を獲得し、現在でも年間約100本のライブを全国各地で開催する、知る人ぞ知る人気ユニットなのです。
映画出演のみならず挿入曲も担当している「TSUKEMEN」ですが、作品内のユニット名「芹沢ブラザーズ」として挿入曲「All alone in the world」を含むミニアルバムをリリース。知名度が飛躍的にアップし、ファン層を大きく広げました。
また、ヴァイオリン担当のTAIRIKUこと佐田大陸は、さだまさしの長男で、父が果たせなかったヴァイオリニストの道を歩んでいます。

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