出典：http://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo
ポプラ社の女子小学生向け児童小説、とんでる学園シリーズを覚えていますか？よく図書館に通って読んでいましたよね！今回は、とんでる学園シリーズを懐かしく振り返ってみましょう！
そもそもとんでる学園シリーズってどんなだっけ？
出典：http://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo
とんでる学園シリーズは、かわいらしい挿絵と小学生用のわかりやすいストーリーでありながら、切なかったり心温まったりと多種多様なストーリーで小学生の心をわしづかみにしました。
出典：http://togetter.com/li/270342
80冊以上あるとんでる学園シリーズは、今では直木賞作家として有名な唯川恵や、人気シリーズを手掛けるくらしき里央や窪田僚がいます。その中からいくつかおすすめ作品を紹介します。
小学生向けだと侮ることなかれ！叶わぬ恋の物語「ふーことユーレイ」
出典：http://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo
全14巻、キャンディ・キャンディの原作者、名木田恵子(水木杏子)の書き下ろしの作品です。
主人公の小学5年生、山崎二三五（ふみこ、あだ名はふーこ）が、ある日デタラメに言葉を話すと、突然目の前にユーレイの和夫が現れます。なんとふーこが唱えた言葉は、和夫と結婚してします呪文だったのです。この呪文を解く方法はただ1つ「ふーこが本当に和夫を好きになること」。最初は絶対に好きにならないとムキになるふーこでしたが、和夫の人柄に徐々に心を開いていきます。
設定の段階で切ないラストが予想されますね…。今でも思い出して読み返したくなる女性も多いのだそうです。
誰もが主人公の超能力に憧れた！「どきどき動物探偵団」
出典：http://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo
神崎あおいさんの全4巻の作品です。
主人公の亜希子は、母親の留学で海外に行くことになり、動物病院の伯父の家に居候しながら、いとこのハーフと同じインターナショナルスクールに通わなければならなくなります。しかし彼女には特別な能力がありました。動物と会話することができるのです。新しい環境の中で、その能力を活かして、次々に事件を解決していきます。
もし動物と話ができたら。誰もが一度は憧れる能力を亜希子は持っています。自分が亜希子と同じ状況だったらどうするだろう？と想像しながら読むと、より一層楽しめるお話です。
とんでる学園シリーズの現状
出典：http://fullofbooks.com.au/index.php
とんでる学園シリーズの後に、もっととんでる学園シリーズ等もありましたが、現在は出版されていないようです。図書館でも全巻揃っていなかったシリーズを、全巻持っている人は相当珍しいようです。現在は、Amazonなどの通販サイトで、ほとんどの作品が1円以下で購入することができます。
時代も感じられて、小学生向けとはいえ、大人でも楽しめる内容のとんでる学園シリーズ。久しぶりに読んでみてはいかがでしょうか？
