CinemaGene(シネマジーン)

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SFバトルアクションの金字塔!「GANTZ」に見る恋愛模様

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出典:http://prtimes.jp/

週刊ヤングジャンプ(集英社)で2000年7月から2013年6月まで13年に渡って長期連載された、SFアクション漫画「GANTZ」(ガンツ)。コミックスは全37巻を数え、スピンオフなども含めた累計発行部数は2000万部以上、アニメ、ゲーム、小説、実写映画と様々なメディアミックス展開され、今年2016年もフル3DCGアニメーション映画製作が予定されるメガヒットタイトルです。
死んだはずの人間が次々と集められる謎の部屋に置かれた巨大な黒球「ガンツ」。そこから発せられるミッション「異星人の抹殺」という理不尽な戦いに、登場人物たちは翻弄されてゆきます。青年誌ということもあり、過激な描写を含む登場人物たちの極限状況下での恋愛や人間模様が話題となりました。

01「玄野 計⇒岸本 恵⇒加藤 勝」

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出典:http://gantzx.jp/db/characters/kishimotokei/
ガンツのミスによって同一人物が二人存在してしまう

玄野が初めてガンツの部屋に転送された際に出会った「岸本 恵」はショートカットの美少女です。ある事情から自宅に戻れず、一人暮らしをする玄野の部屋で同居することになった彼女に対し、玄野は好意を抱きますが彼女は加藤の優しさと強さに惹かれてゆき…。
初期のヒロインである彼女は、思いを寄せる加藤を庇って無残な最期を遂げてしまいます。
そして、ミッション中に加藤や他の仲間を全て失った玄野は心に大きな傷を残してしまうのでした。

02「玄野 計⇒桜丘 聖」

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出典:http://gantz.wikia.com/
戦闘能力と優れた適応力も持つ美女・聖

キックボクシングのジムに通う「桜丘 聖」は、アンジェリーナ・ジョリー似たルックスの、美しさと強さを兼ね備えた女性です。母性本能の強い彼女は、岸本を振り向かすことができず荒れる玄野に興味を持ち、自暴自棄の玄野が発した言葉に応える形で彼の初体験の相手となるのでした。自身の肉体だけに興味を持ち、愛情はないと分かっていながらも、玄野を守るために果敢に敵異星人に立ち向かう彼女もまた、恋を成就させることなく無残な最期を迎えてしまいます。

03「玄野 計⇔小島 多恵」

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出典:http://kaisai2222.blog111.fc2.com/
強い愛情で結ばれ、生き抜いてゆく玄野と多恵

中盤以降のヒロインであり、玄野の彼女となる「小島 多恵」。絵や漫画を描くことが趣味の地味なクラスメイトと玄野が交際するきっかけは、なんと罰ゲームによる告白でした。玄野が告白した際、彼女も以前から玄野に好意を持っていたことを打ち明けます。当初こそ理想とかけ離れた容姿の多恵と、形だけの付き合いをしていた玄野でしたが、やがてかけがえのない存在となり彼女を守るために玄野は成長してゆきます。そして彼の生きるための希望となって、彼女もまた、強い想いで玄野を支えてゆきます。

04「下平 玲花⇒玄野 計」

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出典:http://ten10s.blog.fc2.com/
中盤以降のもう一人のヒロイン・レイカ

抜群のルックスとプロポーションを誇る人気グラビアアイドルである「下平 玲花」もまた、ガンツの世界に巻き込まれてしまった一人です。数々のミッションの中で玄野の「生きる力」に惹かれてゆく彼女は、いつしか彼を好きになっている自分に気付きます。しかし、あるミッションで玄野と多恵の関係を知ってしまい、悩んだ末に告白するものの、その想いは届きませんでした。諦めきれない彼女はガンツの力を使って「もう一人の玄野」を生み出してしまい…。「もう一人の玄野」との愛の行方は、涙なくしては読めないエピソードです。

05「桜井 弘斗⇒トンコツ」

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出典:http://ten10s.blog.fc2.com/
死に行く桜井は、慕っていた師匠と最愛の「トンコツ」の幻を見る

いじめの被害に悩む中学生「桜井 弘斗」は、ネット掲示板で知り合った「師匠」の教えによって、超能力を開花させます。そして、いじめの加害者3人を殺すことで復讐を果たすものの、良心の呵責に苛まれます。そんな時、同じくネットで唯一自分を励ましてくれる人物「トンコツ(ハンドルネーム・本名は未出)」に興味を持った彼は、実際に会う約束をします。待ち合わせ場所に現れたのは、想像とは全く異なる美少女でした。ほどなくして付き合い出す2人ですが、異星人に最愛のトンコツを殺害されてしまった彼は、復讐心から能力が強化・破壊衝動に身を任せて暴走を始めてしまい…。

10年以上に渡ってヤングジャンプ誌の看板作品として連載された同作品は、斬新な設定と壮大なスケールで描かれる戦闘シーン、次第に解き明かされてゆく謎、そして複雑に絡み合う人間ドラマが絶妙のバランスで展開され、大人気となりました。
グロテスクな描写などから、女性向けではないとする声もよく耳にしますが、「GANTZ」のキャラクターたちの様々な想いは、読む者に間違いなく感動をもたらせてくれると言って良いでしょう。

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