映画の予告を観て、その原作に興味を持ってしまうなんてことありませんか？そんな方のために、映画公開が決まっている作品を紹介していきます。気になっていたけど原作をスルーしていた、漫画を見かけたことはあるけど興味がなかったなんて方も、映画公開前にチェックしてみてほしい作品です！
2月13日公開『ライチ☆光クラブ』
映画化には、野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗など注目の若手俳優が集結していて話題の、古屋兎丸による熱狂的ファンの多いロングセラー漫画。成長することを否定し、大人のいない世界を作ろうとした14歳の少年たちの幼いゆえの純粋な心と、狂気に突っ走っていく様、そこで生まれる葛藤や裏切りが描かれています。大人になる前の、危うくて残酷で脆い部分が痛いほどうまく表現されています。ダークファンタジーのような独創的な世界観を作り上げており、好きな人ならかなりハマること間違いなしの作品です。
2月27日公開『珍遊記』
主人公を演じる松山ケンイチのなりきりっぷりも話題になっている、漫☆画太郎による、コアなファンから熱烈な支持を受けるギャグ漫画。王道といるよりは、邪道ともいえる作品であり、次に何が起きるのかわからないけれど、とにかく面白くて、腹を抱えて笑ってしまいます。漫画を読んだことがある人からすれば、映画化は大丈夫なのか？と思ってしまうほどエキセントリックでぶっ飛んでいる作品です。気になってしまった方は、ぜひ読んでみてくださいね。
3月19日「上の句」、4月29日「下の区」公開『ちはやふる』
広瀬すずが映画初主演を務めることでも話題の、末次由紀による、競技かるたに青春をかける高校生の姿を描いた大人気の少女漫画。小学6年生の千早は、普段は無口な転校生・新が、競技かるたをしている姿に衝撃を受ける。千早は幼なじみの太一も巻き込み、かるたの魅力に引き込まれていく。それから4年後、小学校を卒業して別の道を歩んでいた千早、新、太一は高校生となり…甘酸っぱい恋愛要素もありますが、中心は頭脳派スポーツとも呼ぶべき、スポ根漫画であり、登場人物たちや青春のすべてを、情熱のすべてをかける競技かるたの世界です。少女漫画というだけで敬遠してしまってはもったいない作品です。
3月19日公開『僕だけがいない街』
藤原竜也、有村架純の初共演が話題になっている、三部けいによる本格ミステリー漫画です。うだつのあがらない漫画家・藤沼悟。だが、彼は事件や事故をきっかけに、時間が数分巻き戻る“リバイバル”という彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせている。ある日、母親が殺された事件が引き金となり、自らが小学5年生だった世界へとタイムリープしてしまい…練りに練られ伏線が張り巡らされた本格SFサスペンスです。手に汗握るスリリングな展開と、綿密に組み立てられているストーリーで続きが気になること間違いなしです。そのことまで計算尽くされているようにも思えるほどです。ミステリーやサスペンスが好きな方なら読まないと損な作品です。
4月29日公開『テラフォーマーズ』
出典：http://youngjump.jp/terraformars/release/
三池崇史監督により実写映画化が決定し、伊藤英明、山下智久、武井咲、山田孝之など豪華キャストが話題となっている、作：貴家悠、画：橘賢一によるSF漫画。西暦2599年、人口増加により、地球から火星に人類を移住させるテラフォーミング計画が進んでいました。しかし、気温を上昇させるために火星に送られた“ある生物”が、想定外の進化を遂げており、何も知らされていない15人が駆除のために火星へと向かいますが…。
今までにない設定や、物語の斬新さにより、次はどうなるのかという先が読めないところが魅力的です。さらに、素早くストーリーが展開していくことも相まって先が気になって、次はどうなるのか？と気付いたら読み進めてしまっている作品です。
予告で映画が気になっていた方や、好きな役者が出演するから映画が気になっていた方、本屋で原作の漫画が気になっていた方は、ぜひこの機会に作品を読んでから映画を楽しんでみてはいかがでしょうか。1つの作品で2度面白さを味わえますよ！
2016年2月13日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
©2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会『珍遊記』
2/27（土）より、新宿バルト9他にて全国ロードショー！
©漫☆画太郎／集英社・「珍遊記」製作委員会
『ちはやふる -上の句-』
2016年3月19日公開
© 2016 映画「ちはやふる」製作委員会
© 末次由紀／講談社
『僕だけがいない街』
3月19日（土）全国ロードショー
配給：ワーナー・ブラザース映画
©2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会
『テラフォーマーズ』
4月29日(祝・金)全国ロードショー！
©貴家悠・橘賢一／集英社 ©2016 映画「テラフォーマーズ」製作委員会
