元祖小悪魔とも言われるフランスの大女優、ブリジット・バルドーをご存知ですか？その猫のような可愛らしい容姿とガーリーなファッションで、世界中を虜にしました。今回はブリジット・バルドーの出演作を、ファッションと共に振り返ってみましょう。
フランスのマリリン・モンローと呼ばれた女優
出典:http://www.maxisciences.com/
マリリン・モンローと同時期に活動していたブリジット・バルドーは、フランスのマリリン・モンローと呼ばれるほど、セックス・シンボルとして脚光を浴びました。長く豊かなブロンドに、ぽってりとした唇からのぞくすき歯がセクシーなブリジット・バルドー。、大きなリボンなどを生かしたヘアスタイルが特徴で、そのファッションはフレンチ・ロリータと呼ばれました。
『素直な悪女』で小悪魔系女優として名を馳せる
この映画で、ブリジット・バルドーは一躍有名になります。ブリジット・バルドーが演じたのは、孤児のジュリエットです。18歳である夫婦に引き取られますが、その女性的な魅力で、次々と街の男を虜にしてしまいます。これに辟易した里親は、ジュリエットを孤児院に返そうとしますが、ある男性と結婚することで街に残ります。愛のない結婚でしたが、2人は徐々に惹かれあっていく、というストーリーです。
この作品でブリジット・バルドーが披露したのは大胆なハイレグ姿。裸足で酔って踊る様が話題になりました。
『殿方ご免遊ばせ』では魅力的な人妻に
フランスとイタリア共作のロマンティック・コメディ映画です。ブリジット・バルドー演じるフランスの首相の1人娘ブリジットは、官房長のミシェルにぞっこんでしたが、ミシェルは女好きでブリジットのことなど相手にはしませんでした。ひょんなことから結婚にこぎつけますが、ミシェルの女癖は相変わらず。怒ったブリジットはついに自分も浮気をすると宣言します。
この作品のポスターにもなっている真っ赤で大胆なドレスは、ブリジットの魅力を最大限に引き出しています。すらりと伸びた首と美しいデコルテが魅力的な1着です。
ジャンヌ・モローと共演した『ビバ!マリア』ではかわいらしい歌手に
名女優ジャンヌ・モローと共演した本作は、痛快な西部劇です。革命者の父親に育てられたブリジット・バルドー演じるマリーは、憲兵から身を隠すために、旅芸人の一座に加わります。名前をマリアとし、一座の歌手であるジャンヌ・モロー演じるもうひとりのマリアとコンビを組みます。
本作のブリジット・バルドーは、ジャンヌ・モローとお揃いの可愛らしい歌姫衣装を披露。見せ場となるシーンで身に着けている、ビビットなピンクのドレスが印象的です。
現在では動物保護活動に力を入れる
現在、芸能界を引退しているブリジット・バルドーが力を入れているのは、動物保護活動です。特に毛皮の使用・製造・販売への抗議に力を入れています。2010年にはフランスのランセルとコラボレーションし、動物由来の素材を一切使わないバッグを発表しました。
今も色褪せないキュートで小悪魔的な魅力を持つ、ブリジット・バルドー。いつもと違うファッションやヘアアレンジに挑戦してみたい！と感じた時、参考にしてみてはいかがでしょうか？
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