CinemaGene(シネマジーン)

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りぼん派?なかよし派?大人女子には懐かしい漫画雑誌たち

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出典:http://middle-edge.jp/articles/I0000985

子供の頃に殆どの人がお世話になった少女漫画雑誌。近年、懐かしい漫画の続編の連載が始まったり、映画などで映像化されることが多くなりました。
お気に入りの漫画について語り合ったり、別の漫画雑誌を買っている友だちと交換して読み合ったり…。
今回は、連載の続きを楽しみにして、発売日に買いに行っていたあの頃を思い出す少女漫画雑誌の数々を紹介します。

恋と友情と日常生活が中心の王道少女漫画「りぼん」

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出典:http://getnews.jp/archives/974606

他人に変身することができる魔法少女野々原姫子が主人公の「姫ちゃんのリボン」(水沢めぐみ)や、見習い魔法使いであるチャチャを主人公にした「赤ずきんチャチャ」(彩花みん)といったアニメ化されて子供に大人気となった作品から、矢澤芸術学院を舞台にデザイナーを目指す主人公たちの成長を描いた「ご近所物語」(矢沢あい)に、お互いのパートナーを交換し、更に両家が同居するという破天荒な家族を描いた「ママレード・ボーイ」(吉住渉)といった、大人っぽい作風で小中高生と幅広く支持された作品まで、様々な形の少女漫画を扱っているのが集英社から発売されている少女漫画雑誌「りぼん」です。

「りぼん」は当時、集英社が発行していた「少女ブック」の姉妹雑誌として、1955年に創刊されました。最初は幼女向け雑誌でしたが、その後、少女漫画が充実するにつれ、少女向けの雑誌へと変化していきました。
1980年代には「ときめきトゥナイト」(池野恋)や「星の瞳のシルエット」(柊あおい)、ドラマ化された「有閑倶楽部」(一条ゆかり)などがヒットし、三大少女漫画誌で一番の売り上げを誇る雑誌になります。
更に1990年代には250万部を突破。月刊少女漫画誌では異例の売り上げを記録しました。

そうした経緯から、現在でも、前述した作品などの続編が定期的に発表されています。2015年7月には、当時の応募者全員プレゼント「姫ちゃんのリボン」「ママレード・ボーイ」「ご近所物語」のトートバックがバンダイより復刻され話題になりました。

ファンタジー路線で社会的現象を巻き起こした「なかよし」

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出典:http://ja.sailormoon.wikia.com/

「きんぎょ注意報」(猫部ねこ)や「ミラクル☆ガールズ」(秋元奈美)、「魔法戦士レイアース」(CLAMP)といった、非日常的要素を取り入れた作品が特徴的な少女漫画雑誌「なかよし」。特に社会現象になった「美少女戦士セーラームーン」(竹内直子)は、ギリシャ神話をベースに月の王女と地球の王子の転生後の姿を描いており、現在でも繰り返し新作アニメ化されるほどの大ヒット作品です。
この世に災いをもたらすカードを回収する役割を担うことになった普通の少女、木之本桜の戦いを描いた「カードキャプターさくら」(CLAMP)など、ファンタジー要素の強い作品が多く、日常的な部分を中心とする「りぼん」や「ちゃお」とは対照的な雑誌として知られています。

現在発行されている漫画雑誌の中では最も歴史が古く、創刊は1954年になります。最初は少女向けの総合的な読み物雑誌でしたが、少女漫画の隆盛とともに少女漫画雑誌へと変化しました。
1960年代には「リボンの騎士」(手塚治虫)を掲載、1970年代には「キャンディ♥キャンディ」(いがらしゆみこ)の連載が始まり、これらのヒットによって、三大少女漫画誌の中で1番の売り上げを誇る漫画雑誌となります。
しかし、その後は長くヒット作に恵まれず、「りぼん」に差をつけられるようになっていきましたが、1990年代の「美少女戦士セーラームーン」によって、再び少女漫画雑誌のTOPに返り咲きます。

2015年に創刊60周年を迎えた「なかよし」。これまでの連載作品のアニメ・テレビ主題歌を収録したコンピレーションアルバムを発売するなど、60周年記念を記念するイベントが目白押しとなっています。

「りぼん」から「マーガレット」へ、「なかよし」から「フレンド」へ

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出典:http://www.hanadan-m.com/

2005年にTBS系列でドラマ化され大ヒットした「花より男子」(神尾葉子)を掲載していた「週刊マーガレット」と、その姉妹雑誌「別冊マーガレット」は、「りぼん」を卒業した少女が読む漫画雑誌として、思春期の少女の等身大の姿を描いた作風が特徴的です。

「花より男子」は名門高校を舞台に、一般家庭の娘である牧野つくしが、財閥の御曹司である道明寺司らと恋や友情を育んでいく物語で、発行部数約6000万部と歴代少女漫画第一位の売り上げを記録しています。
また、「別冊マーガレット」で1990年代に連載されていた暴走族のリーダー春山に憧れる少女、宮市和希の成長を描いた「ホットロード」(紡木たく)は、2014年に映画化され、公開6週目で興行収入22億円を突破。他にも「いたずらなKiss」(多田かおる)など、ドラマや映画といった映像化作品を数多く輩出しています。
それに対し、「なかよし」の上位誌「週刊フレンド」は、かつては「はいからさんが通る」(大和和紀)や「生徒諸君」(庄司陽子)などの人気作品を生み出した歴史ある少女漫画雑誌でしたが、1996年に廃刊。「はいからさんが通る」の花村紅緒や「生徒諸君」の北城尚子に代表される強い少女を描いた作品が特徴的な雑誌でした。

その「週刊フレンド」の姉妹雑誌「別冊フレンド」は、発行部数1400万部の「ピーチガール」(上田美和)や「MARS」(総領冬美)など、華やかな絵柄が印象的な少女漫画雑誌です。
「ピーチガール」はガングロギャル安達ももの学園生活を描いた作品で、援助交際といった当時の世相を取り入れたストーリー展開で、同世代から圧倒的な支持を受けました。他にも末次由紀やひうらさとるといった、人気作家を数多く生み出しています。

挑戦的な作品が多い「ちゃお」と「少女コミック」

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出典:http://kaola.jp/2015/05/11/232725/

三大少女漫画雑誌と呼ばれる「りぼん」「なかよし」「ちゃお」の中で、挑戦的な作風で知られるのが「ちゃお」です。三大少女漫画雑誌の中では一番創刊が遅く、1976年に「別冊少女コミック」の増刊として発行されました。

「ちゃお」は、メディアミックス作品とのタイアップを積極的に行っており、1980年代には魔法少女シリーズで有名なスタジオぴえろの「魔法のスターマジカルエミ」などを漫画化、1990年代には、美少女戦闘ものの「少女革命ウテナ」「愛天使伝説ウェディングピーチ」などを掲載していました。
また「りぼん」「なかよし」とは異なり、上位誌「少女コミック」とともに、「水色世代」(やぶうち優)といった性を意識した作品や、「ふしぎ遊戯」(渡瀬悠宇)といった大河的なファンタジー作品を多く扱っています。
アニメ化された「水色時代」では、ブラジャーや生理など女の子ならではの悩みが描かれ、同世代の少女の共感を得ましたし、「少女コミック」では、代表作に「♂(あだむ)と♀(いぶ)の方程式」を持つすぎ恵美子や、「東京ジュリエット」で有名な北川みゆきなどが描く過激な性描写が人気となり、TL(ティーンズラブ)という新しいジャンルが生み出されました。
しかし、その過激さが少女漫画の枠を超えていると判断され、2000年半ばに、一部の行政から少女漫画雑誌としては異例の有害図書指定を受けてしまいます。

現在は、TLジャンルが確立したこともあり、「少女コミック」での性描写は控えめになりました。

ちょっと風変わりな作風の作品が多い少女漫画雑誌「花とゆめ」と「LaLa」

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出典:http://www.hanayume.com/hanayume/drama_hanakimi/

父親と二人で暮らす榎木拓也が弟の世話をするホームコメディで、アニメ化もされた「赤ちゃんと僕」(羅川真里茂)や、フジテレビ系列でテレビドラマ化され、累計1500万部を売り上げた「花ざかりの君たちへ」(中条比紗也)など、シリアスからコメディまで幅広く扱っている「花とゆめ」。
対象年齢が「りぼん」や「なかよし」といった少女誌よりも高く、どちらかといえば「少女コミック」や「フレンド」などと比較されることが多い少女漫画雑誌です。
男子校の日常生活を描いた「ここはグリーンウッド」(那州雪絵)のように少女漫画雑誌では必ずといっていいほどテーマとなるキャラクターの恋愛をメインしない作品も多く、またマザー・グースの世界観で繰り広げられる「伯爵カインシリーズ」(由貴香織里)や、架空の世界を舞台とした異世界ファンタジー「闇の末裔」(松下容子)のように、同性同士の恋愛を扱っているのも特徴的です。
「花とゆめ」の姉妹誌として名前が挙がるのが「LaLa」ですが、実はこちらは別冊といった扱いで創刊されたものではなく、独立したひとつの少女漫画雑誌です。執筆陣が「花とゆめ」と被っていることから、読者の間では姉妹誌と認識されています。

数多くの名作漫画を生み出してきた少女漫画雑誌。オトナ女子にとっては懐かしい作品も多いのではないでしょうか。
最近では、かつての名作の続編発表やタイアップ企画も多くなってきました。この機会に、かつての名作にもう一度触れてみてはいかがでしょう。
その為、雑誌の作風も「花とゆめ」に通じるところがあり、向日葵高校の1年A組の4人の小林クンの成長を描いた「おまけの小林クン」(森生まさみ)や、女性であることを隠して名門高校に通っている主人公藤岡ハルヒと、同校に存在するホスト部との関わりを描いた「桜欄高校ホスト部」(葉鳥ビスコ)など、風変わりな設定の作品が数多く扱われています。

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