“当主”がくれたのはまさかのおにぎり!? 映画『うちの執事が言うことには』#1 神尾楓珠インタビュー

インタビュー

――主演の永瀬さんとは同い年とのことですが、神尾さんから見た永瀬さんの印象は?

まず、この作品のイメージにピッタリだなって思いました。雰囲気が王子様っぽいですもん!King & Princeだし!(笑)現場ではリーダーシップを取ってくれて、みんなが廉についていっていました。いろいろなところに気を遣っている姿もよく目にしましたね。あと廉はお芝居での集中力がすごくて、しかもそれが途切れないんです。花穎が涙を見せるシーンでは、撮影前に散々「泣けない」って言っていたのに、結局本番ではずっと泣いていたんですよ。勝負強いなと感じました。

――同い年とはいえ、映画では当主と使用人という関係のお二人。現場ではどのように接していたのでしょうか?

僕は花穎と峻の距離感を大事にしたかったので、自分からはあまり話しかけないようにしていました。控室でも存在感を消して(笑)でも、そのおかげか原作者の高里先生が撮影を見学した際に、「花穎に下から尽くしている峻がかわいい」と言ってくださって、花穎との関係性がしっかり伝わっていて嬉しかったです。

――普段の過ごし方がお芝居にも反映されていたということですね!ちなみにオフのときは少しラフな絡みなんかもあったり?

なんか、廉が突然おにぎりをくれたことがありました。現場に来る途中にコンビニで買ったみたいなんですけど、なぜかそれを食べさせられるという(笑)でも僕は使用人だから、“これは食べないと…!”ってことで、ありがたくいただきました(笑)

――神尾さんは本作で2度目の映画出演となりますが、今回の現場で新鮮だったことはありますか?

普段、廉と神宮寺くんはアイドルとして、翔くんはモデルとして、それぞれ違った分野で活動しているじゃないですか。いろんな方面から集まった人たちが、撮影を通してだんだんと調和していく感じが新鮮でおもしろかったです。

――では、作品を作っていく中で、どういったところにワクワクしましたか?

本編には使われていないんですが、花穎が使用人に指示を出していくというシーンがあって。そのとき廉はアドリブなのにそれぞれのキャラクターに合った指示を出していて、まさに花穎だなって思いました。みんなが役としてその場にいることを実感したし、自分もその一員となって演じているのが楽しかったです。

――ここからは“うち執”キャスト5名に共通の質問をしていきます。まずは本作のタイトルにかけ、“神尾が言うことには”というお題で、自分だけの掟やルールを教えてください!

朝、野菜ジュースを飲むこと。おじいちゃんにすすめられて、3ヶ月前くらいから飲み始めました。(※取材は2月中旬)ちゃんと習慣化してきたのか、最近それがないと気合いが入らない感じがするので、ストックがなくなったら、おじいちゃん家にもらいに行っています!(笑)

――続いて、生まれつき“色彩感知能力”が高い花穎ですが、神尾さんが自分にあったら良いなと思う能力は?

寝るだけでお風呂に入ったことになる能力!たまにワックスとかメイクを落とすのが面倒くさいときがあるので、寝るだけで元通りになったらいいなって思います(笑)

あとは瞬間移動かな。朝が苦手だから、ギリギリまで寝ていたくて(笑)

――本作で花穎と衣更月は“不本意コンビ”と呼ばれていますが、実際の永瀬さんと清原さんは何コンビ?

おふざけコンビです(笑)兄弟みたいに仲が良くて、現場ではずっとダンスをしていました。廉が翔くんに振付を教えて、二人でシンデレラガールを踊っていましたよ!

等身大の神尾さんらしい言葉で、撮影当時についてたっぷりと語ってくださった今回のインタビュー。トークからは落ち着きと明るさを兼ね備えた彼の人柄が垣間見え、飾らないナチュラルな雰囲気がとても魅力的でした。神尾さんが完璧になりすぎないよう演じたという、初々しい峻のハウスキーパー姿をぜひ劇場でご覧ください!映画『うちの執事が言うことには』は5月17日(金)公開です。

★インタビュー裏話はコチラ

#2では雪倉美優役を演じた優希美青さんのインタビューをお届けします。お楽しみに!
◆#2 優希美青 最後の最後まで映画を楽しんで!

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