オールバックにサングラス、硬派な野村周平にファン歓喜!2年の時を経てついに完成!映画『純平、考え直せ』完成披露上映会レポート

イベントレポート

――藤原さんは客観的に二人を見ているSNSの住民ということで、お客さんと同じような目線を持つ役だったと思いますが、演じられてみてどう感じましたか?

藤原「純平を中心にどんどんSNSが炎上していくんですけど、本当に野村周平みたいな…(笑)」

(笑)

野村「時事ネタ入れるな!(笑)」

藤原「炎上がここまで似合う俳優もなかなかいないかなと…(笑)でも、この映画は匿名の人たちでどんどん炎上していくのに、実際に行動に移す人が出てくるのがいいところですよね。炎上のレベルが一段階高い!(笑)」

――森岡監督、このキャストでの撮影の日々は相当濃かったんじゃないですか?

森岡監督「そんなに出番が多くはない方もいましたけど、すごく一生懸命やってくれましたし、若い人たちの生活をリアルに描くことができて楽しかったです。僕はほとんど演出もしていません!みんな勝手にやっていました(笑)2人の3日間の話ですが、僕は『ローマの休日』が大好きで、この作品は僕なりの“ローマの休日”になったのではないかなと思います。観たら全然違うって言われるかもしれないけど…(笑)壁ドンとか床ドンもあるのでぜひ楽しんでください(笑)」

――野村さん、今回はバイクに乗るシーンもありましたが、何か撮影時のエピソードはありますか?

野村「二人でバイクに乗らせていただいて、楽しかったよね?」

柳「楽しかった!私は初めてバイクに乗ったんですけど、野村さんの運転がお上手なので安心して乗れました!あ、そういえば、撮影から戻るときに、スタッフさんたちが私たちのことを置いて行っちゃったんです!(笑)自分たちで帰ってくださいって言われて帰っていたら、信号待ちのときに女性二人が乗っている隣の車の窓が開いて、「これ撮影ですか?」って聞かれて(笑)たぶん周りに撮影っぽい機材とかも何もなかったし、チンピラっぽい野村周平が女の子と二人乗りしてる!?と不思議に思われたんでしょうね…!」

野村「もはや事件ですよ(笑)顔に傷をつけた男が女を連れ去っていて、それが野村周平だった!みたいな(笑)」

――残念ながら、そろそろお時間となってしまいました。最後に野村さんと監督より、一言いただきます!

野村「今日はお越しいただきまして、本当にありがとうございました。ちょっぴりふざけた舞台挨拶になってしまいましたが…(笑)この作品はとても良い作品で、映画を観たあとはタイトルの通り考え直すことができると思います。ありきたりですけど噛めば噛むほど味が出るというか、なので一度ではなく何回でも観てもらえたら嬉しいです。ただの任侠映画ではなくて、人間として考えさせられますし、現代にはあまりない純平の男としてのかっこよさも感じられるはずです。本日はありがとうございました。」

森岡監督「本日はお越しいただき、ありがとうございました。主演の二人が本当に体張って、魂込めて演じています。若い二人がガムシャラに頑張っている姿は、本当に美しくて、かっこよかったですし、それが感じられる映画になっていると思います。今まで何本か映画は撮っていますが、これが一番ヒットすると思うので(笑)みなさん応援のほど、よろしくお願いします!」

こうしてイベントは終了しました。映画『純平、考え直せ』は9月22日(土)公開です!

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『純平、考え直せ』ストーリー
新宿・歌舞伎町のチンピラ、坂本純平(野村周平)21歳。いつか〝一人前の男〟になることを夢見ながら、組の雑用に追われる日々だ。そんな純平、ある日、対立する組の幹部の命を獲ってこいと命じられる。「これで一人前の男になれる」と気負い立つ純平は、偶然出会ったOLの加奈(柳ゆり菜)と一夜を共にし、つい〝鉄砲玉〟になることを洩らしてしまう。手元には拳銃一丁と数十万円の支度金。退屈を持て余していた加奈は、時代錯誤な純平の情熱に呆れながらも不思議な胸の高鳴りを覚え、決行までの三日間、純平と行動を共にすることに。新宿を見降ろすホテルに泊まり、大好物の焼肉をたらふく食べ、思い切り笑い、そして孤独と不安を慰め合ううちに、ふたりは惹かれ合っていく…。「鉄砲玉なんかやめて、一緒に逃げようか」と言う加奈に、「男が一度決めたことだから」と純平は聞く耳を持たない。そこで加奈はSNSに相談。すると、忠告や冷やかし、無責任な声援がネット上に飛び交い出した!加奈の想いと、ネット住人たちとの交流が、純平の決意を揺るがし始めるが、決行の日は迫り――さぁ、どうする、純平!

『純平、考え直せ』公式サイト
野村周平、柳ゆり菜/毎熊克哉、岡山天音、佐野 岳/
戸塚純貴、佐藤祐基、藤原季節、日向寺雅人/森田涼花、木下愛華、やしろ優/下條アトム、二階堂智、片岡礼子
監督:森岡利行
原 作:奥田英朗『純平、考え直せ』(光文社文庫刊)
配給:アークエンタテインメント
Ⓒ2018「純平、考え直せ」フィルムパートナーズ

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