――ここからは本作のテーマである“親友”と“恋愛”について伺っていきます。撮影前に親友役の染谷さんと監督と3人で“親友”について話されたこともあったそうですが、玉森さんが考える“親友”とはどんな存在でしょうか?
友達と親友の違いって難しいですよね。親友だって友達なわけじゃないですか。でも僕は腹を割って話せて、ケンカできるのが親友なのかなと思います。ケンカにまで至らないのは、どちらかが一歩引いているからだろうし、何だか相手に対してエネルギーを使いたくないように感じるというか。そう考えるとケンカできる人って大事だし、親友だと判断する基準の1つになっているかもしれないです。
――玉森さんも親友とケンカをした経験が…?
もちろんあります。小学生のとき、親友と一緒に塾をサボろうって約束をしたんですけど、僕は親にバレてしまって、結局塾に行くことになったんです。そうしたら親友だけサボったみたいになっちゃって、次の日ケンカになりました(笑)親友からしたら裏切られたって思ったんでしょうね。必死で事情を説明したけど、「お前約束しただろ!何が違うんだ!」って言われて、僕も「お母さんに怒られたんだよ!」って言い返して。そんなケンカをしました(笑)

――小学生らしい微笑ましいエピソードですね(笑)次は映画で描かれる崇史、麻由子、智彦の三角関係にちなんだ質問を。もし玉森さんが三角関係になったら、どうしますか?
もし好きな人と親友が既に恋人同士なら僕は諦めます。ただ好きになるのと、付き合っている人を好きになるのとでは、また違うじゃないですか。僕の思いだけで付き合うことはできないですしね。
――では、付き合っていなかったとしたら?
そうなると少し変わってくるのかな。親友と同じ人を好きになってしまったら、相手の女性の出方を見るかも。それで僕もどう動くか決めます。引くときは引いたり、ケースバイケースで(笑)
――なるほど…!物語は並走する電車に乗る麻由子に、崇史が一目惚れする場面から始まります。崇史のような一目惚れには共感できますか?
できますよ!もちろん僕も一目惚れはアリだと思いますし。しかも映画みたいに電車なんてロマンチックでいいですよね。崇史が乗っていた電車を降りて、麻由子がいる電車に乗ってみるっていうのも、若い感じがしていいなって。まあ、たぶん僕はしないんですけど(笑)

――しないんですね(笑)本作で描かれているようなパラレルワールドは実在すると思いますか?
ある… のかもしれない(笑)撮影中は、もう1つの世界が存在していたらどうしようとか、不安になったりはしました。
――もし実在するとしたら、玉森さんはもう1つの世界に行ってみたい?
いや、行かないです!絶対行かない!もう1人の自分がどう過ごしているかによりますけど、きっと知らないほうがいいこともあります(笑)
――2つの世界の間で翻弄され、混乱していく崇史にちなみ、玉森さんが最近混乱した出来事はありますか?
混乱というか純粋に気になったことがあって、家にある乾燥機はバスタオル2枚だと乾くのに、3枚だと乾ききらないんですよ。その差は一体何なのか、すごく不思議で。“たった1枚だよ?”と思いながらも、家電も結構複雑で繊細なんですね(笑)

今回のインタビューでは、映画にちなんだ質問を通して、親友や恋愛に対する玉森さんの考え方に迫りました。玉森さんが役者としてのやりがいを感じ、人間的にも成長できたと語る崇史。目まぐるしく変わる2つの世界で、崇史がたどり着いた衝撃の真実とは?みなさんもぜひ“パラレルワールド”に迷い込んでみてはいかがでしょうか?映画『パラレルワールド・ラブストーリー』は5月31日(金)公開です。
『パラレルワールド・ラブストーリー』予告編
玉森裕太 吉岡里帆 染谷将太 筒井道隆 美村里江 清水尋也 水間ロン 石田ニコル / 田口トモロヲ
監督:森義隆 脚本:一雫ライオン 音楽:安川午朗
原作:東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」(講談社文庫)
主題歌:「嫉妬されるべき人生」宇多田ヒカル(Epic Records Japan)
企画・配給:松竹
5月31日 (金) 全国ロードショー
©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社

