初主演作で魅せた“観客の感情を動かす”演技 映画『JK☆ROCK』福山翔大インタビュー

インタビュー

――本作の撮影が行われたのは昨年の夏。暑さの中で熱のこもった演技が求められたと思いますが、大変だったことは?

僕、汗っかきなんですよ。劇中では涼しい顔をしていますが、カットがかかった瞬間、小型扇風機を2個持ちするくらい汗だくで、周りからも「丈らしくないな~」って言われていました(笑)アメリカから帰って来たJKと対面するシーンでも、顔は真面目なのに汗がダラダラで… 2回ほど汗のせいでNGを出してしまい、ダサかったなと思います(笑)

――かなり汗と格闘していたんですね(笑)撮影中、印象に残っているシーンはありますか?

雨の中、丈が運転する車の前に桜が突然立ちはだかって、ずぶ濡れになりながら丈を引き止めるシーン。実際に撮影していたとき、車の中から千尋ちゃんが雨に打たれる姿を見ていてグッときましたし、千尋ちゃんのまっすぐなお芝居から人間味が溢れ出ていて、とても魅力的でした。

――メガホンを取った六車監督は、今回の現場を「今までで一番楽しい現場だった」と語っていらっしゃいます。福山さんはこの撮影を通して、どのようなことを感じましたか?

これまではスタッフの方々の仕事に目を向けられるほどの余裕があまりなかったのですが、今回主演として出演させていただいたことで、プロの技術というものを肌で感じることができました。美術監督の福澤さんや、カメラマンの小林さんなど、錚々たる方々の仕事を近くで見られて、とても贅沢な撮影期間だったと思います。

――本作は音楽に対して熱くなっていく若者たちの物語。福山さんが最近、胸が熱くなった出来事を教えてください!

イチロー選手が日本にいる、今まさにこの瞬間です!(※取材日は3月中旬)僕はスポーツの中でも野球が一番好きで、今頃試合をやっているんだと思うと胸が熱くなります!(笑)

――では、福山さん自身が今ハマっていることや熱中していることはありますか?

熱中というほどではないんですけど、半身浴にハマっています。前に共演した方から、体調が整いやすくなるし、セリフ覚えがよくなると聞いたので僕も始めてみました。半身浴をするようになってから、確かに体調は良くなったような気がしますが、セリフ覚えに関してはまったく改善されないので、そこは個人差があるみたいです(笑)

――最後に映画をご覧になるCinemaGene読者にメッセージをお願いします!

『JK☆ROCK』は友情や恋愛要素も含まれた、爽やかな青春映画となっています。観てくださったみなさんの背中を少しでも押せるような作品になっていたら嬉しいです。よろしくお願いします!

原作のないオリジナル作品として、福山さんが“ありのままの自分”で向き合った本作。実際に演じていてグッときたと語る雨のシーンや、吹き替えなしのライブシーンなど、劇中には胸が熱くなる瞬間が満載!ぜひ劇場でその熱を体感してみてはいかがでしょうか?映画『JK☆ROCK』は4月6日(土)公開です。

記事の写真はCinemaGeneの公式InstagramにもUPしています!こちらもチェックしてみてくださいね!

サイン入りチェキプレゼントの詳細は次のページからチェック♡