『千と千尋の神隠し』ジブリ作品で最強レベルの胸キュン!?千尋とハクの名シーンはこれだ!

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別れの場面、名残惜しそうに手が離れる瞬間

最後は、ふたりの別れのシーンです。数々の試練を乗り越え、一回りも二回りも大きくなったような千尋は、ハクと手を取り合い不思議な世界に迷い込んだ時に歩いた道を逆にたどっていきます。ハクは千尋に、元の世界へと通じるトンネルを出るまでは振り返ってはいけないと伝えます。

そして自身も、湯婆婆と話をつけて弟子をやめ、元の世界に戻ると言いました。「またどこかで会える?」とたずねる千尋に、「うん、きっと。」と答えるハク。「きっとよ。」「きっと。」と再会することを確かめ合うように言葉を交わしたふたりの、つないでいた手が名残惜しそうにするりと離れるカットはもう、たまりませんね!?手の動きだけで互いにかけがえのない存在となったふたりの心情が伝わってきて、なんとも言えない寂しさが胸に満ちてくる、素晴らしい1カットです!!キュンとしますね!

 

数々の胸キュンシーン、どれもやはり名シーンだと思います!一緒に様々な困難を乗り越え、再会を約束して別々の世界に帰っていくふたり。幼いながらも運命的であたたかなロマンスに満ちているこの関係が絶妙で、最後は元の世界に帰った千尋の髪留めが輝くカットを見ながら、彼らがふたたび出会えるように願わずにはいられなくなります。